樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

陸前高田周辺の観光案内

2016-05-17 23:42:56 | 日記

曹洞宗 普門寺
五百羅漢


先週のことにになってしまったが、
横浜の友人夫妻が連休最後の週末に遊びに来てくれた。

なんだか久しぶりに知り合いに会えて、久しく笑っていなかったなあ
と気づく。

奇跡の一本松を初め、近隣の名所をまずは歩く。

碁石を引き詰めた海岸の碁石海岸、
波が引くとき、コロコロピチピチと音がする。
そこから1時間ほど遊歩道を歩くと

              穴通磯

約1億3000万年前の海底地層がせり上がってきた上がってきた奇岩


釜石市へも足を伸ばしてみた。
海岸線は至るところ盛り土ではあるが、
大きなショッピングセンターもでき、商店街も残っており、町の再生がなされている感がある。
そんな町を巡っていたら、偶然にもディック・ブルーナーのミッフィーカフェをみつける。
東京の期間限定カフェと違い、空いていて
浜風のお父ちゃんが子供たちを連れてきていたり、
若いお姉さんが一人静かに本を読んでいたり
素朴でいい感じ。




味は妥協のないないヨーロッパ風大人仕様
ちょっとバカにできないミートボールのお味







2019年ラグビーのワールドカップが日本で開催
その開催場として釜石も手をあげている
だから、ラグビーボールをもったミッフィーちゃん



まだまだうすら寒い復興視察1日目は
大船渡の復興魚市場、復興屋台村の居酒屋?お寿司や?で終える。

陸前高田のPR その弐

2016-05-16 23:27:49 | 日記

ホタテとワカメの炙りしゃぶしゃぶ御膳 
略して ほたわか御膳 1350円也


陸前高田市には目玉になる観光地は現在なく、
大きな漁港があるわけでもなくまた魚市場もない。
一本松を見に来てくださる方々はあってもさて、
泊まって観光する場所も目玉の食もなかった。

そこで、交流人口をねらって、グルメメニューを考えたのがこれ。
陸前高田の特産である、ホタテと肉厚のワカメをつかったヘルシーメニュー

連休後半に遊びに来てくれた友人夫妻と共に支援の一貫として試してみた。
これまた特産品の気仙杉を使ったお盆とタワー
「たかたのゆめ」という品種のお米、地元の水で炊くとふっくらとしておいしい。

たかたの夢を乗せて考案された御膳
タワー一番上:ほたての刺身と昆布締め
タワー二段目:ボイルほたて、これをちょっとあぶって特製酢味噌で
タワー下段:ほたてのかき上げ(味付きなのでそのままで)

肉厚ワカメを出汁でしゃぶしゃぶっとしてそのまま口にいれると
口の中がいっぺんに海になる!
食べても食べても増えるワカメのようにワカメが出てくる。
ヘルシーな上にお腹が一杯になってしまう。
お吸い物はほたての紐の部分にワカメをしゃぶしゃぶしただし汁をかけていただく。

デザートはこれまた特産となっている「ブドウ」のゼリー、ワカメ乗せ

これでもかこれでもか・・・という感は否めないけれど
特産品がワカメだし、なるべく素の味で勝負!となると
こうなるのだろう。
なにか、加工品を考えてみる価値はあると思うけれど。

以前流行った?昆布飴なんてどうだろう・・・

地元民はこれをわざわざ食しに出向かないので
皆様、こちらへいらした際には、支援の一つとしてお腹に納めてみてください。

ご感想お待ちしています!



というわけで、blog更新が滞っておりましたが、
遊びに仕事に忙しく飛び回っております。
少しずつアップしていきますね。

ほたわか御膳と共にご贔屓に~
    「これからもめんこがってけらっせん!」

山鳴り・地鳴り

2016-05-15 23:25:12 | 日記

氷上山頂から市内を見る
右手の黄土色の場所が中心街となる場所
現在いまだかさ上げ工事中
今年の8月から建物に着工する予定
白い部分は防潮堤、以前7000本の松原があった場所



山鳴り・地鳴りを聞いたことがありますか。

陸前高田市に来てから何度か明け方に地震が起こっているが、
地震の前に必ず地面からわき出るような音、ご~ という音が聞こえる。
あ、くるくる・・・と一瞬身構える。

今日、氷上山の山開き
山頂へ行く途中の明るい林のなかを歩いていると
あの、ゴ~という、ほんとに地面の中でエネルギーがためられて
その力で地面がひしめき合っていると思えるようなちょっと不気味な音が聞こえた。
それも結構大きい音

あ、地鳴りだ!と
くるくる・・・と思っているとグラっと来た。震度3

東京では決して聞くことのなかった地鳴り
大分馴れて来たけれど、やはり不気味
地球の吐息なのかもしれないなあ

山開きの行事
200人分の豚汁をつくってお振る舞い



地球が生きている証し、地震

地鳴りの音の不気味さ、こわさ
地震のこわさと同等に思う。


旭日之湯

2016-05-05 21:02:24 | 日記


桜は終わってしまい、
恥ずかしがりやの岩手山もお隠れ遊ばしているが
小岩井農場の1本桜

北海道にも匹敵する広々とした牧草地
牧歌的な伸びやかさ

岩手県をドライブしていると
黒い畑の土に整然と植えられている野菜の苗が
模様のように目を楽しませてくれたり、
その奥に目をやれば
黄緑色の新緑をうっすらと纏った形のいいカラマツの木々が
お行儀よく並び
はたまた緑の絨毯の上に牛がのんびりと草をはんでいたり
コーナーを曲がるごとに景色が変わる楽しさ
奥深し、岩手県~♪

冬の間閉鎖されている八幡平のアスピーテラインが開通したので
雪の壁の間をドライブ
富山の立山の雪壁を知っているとちょっと拍子抜けする感じだけど
岩手山の裏側の迫力ある姿を眺めながらのドライブは気持ちがいい

八幡平頂上の見返峠はたっているのがやっとこさっとこの強風
車に乗っていても車ごと飛ばされてしまうんじゃないかと怖くなるほどの強い風
頂上にはまたトレッキングしに暖かくなったら来よう!
と、早々に退散







復路は樹海ライン
シラビソ、白樺、ダケカンバ、ブナ、ナラ、カラマツ・・・
広葉樹の自然林が早春の輝きを見せ始めている






雪解けの水は勢いがいい


八幡平南温泉 旭日之湯
硫黄泉、かけ流し
浸かっていたおばあちゃん(82才)のお顔の肌はつやつや
痛いところがあっても3日通うと朝元気に起きれるんやよ、ここの湯は・・・
と車を運転してやってくるとおっしゃっていた

洗い場の蛇口は水用がひとつあるだけ
シャワーなんてもちろんない
それぞれ2人に一つの木の箱があり、ここにかけ湯が貯まっている
が、これも温泉、硫黄泉

絵で表すとこんな感じ


ケロリンの定番黄色の風呂桶
早朝の露天も気持ちがよかったなあ~
温泉天国の岩手県、ひなびた出で湯探し・・・当たり外れもあるけれど
湯巡りもこれまた愉し

翌日、天気予報に反して風も雨も残っていたので
予定変更、のんびり過ごす。

帰り道、葛巻 に寄る
ここの白っぽいチーズがなかなか!いける
あまり外部に出していないし、そもそも生産量が少ない
というわけで手に入りずらい。
くずまきチーズ、どこかで目にしたら食べてみてください!


ラベルが気に入って買ってしまった 山ぶどうのジャム

岩手県の温泉

2016-05-05 06:15:15 | 日記

二輪草(にりんそう)


5月連休後半
ネクスコ主催の岩手県湯巡りスタンプラリーをしていることを知ったけど
高速にのらないと台紙がてに入らない。
なくてもいいや・・・と
小さな温泉を少しだけ回ってみようと出発

有名な「花巻温泉」すぐ脇にある「台温泉」
日帰り温泉 精華の湯
露天はないけどのんびりできる湯
無色透明、湯の花が舞っている
きつくはないけど硫黄の匂い
番台さんはおらず、券売機の横に箱がおいてある。500円
もちろん源泉かけ流し

1300年開湯、一番古くに開湯した場所とかかれていた。
賑やかだった頃は1日に2000人も訪れたとか。
今は2~3軒の旅館が営業しているだけのひなびた場所

次に開かれた温泉は「鴬宿温泉」らしい。

途中で遠野市、藤沢の滝 に寄る。
渓谷沿いの遊歩道を散策


時期遅れの遅咲きカタクリ


道端にニリンソウがオンパレード



所々に延齢草(えんれいそう)



ナラの木の幹
古木には苔が生え、そこでは別の新たな命を育てる
おおらかな森



いくつかの小滝をみながら
春ののどけき空気を全身に受ける



今年の夏、早池峰山を登りたく、その下見に
早池峰神社へご挨拶





ここが 原産の「しだれ桂」






大きな大きな垂れ桂が並ぶ公園があったのもうなずける。
桂は香をつくるのに必要な木だったんだ。



のんびりした1日の終わりには 近場大船渡の夏虫の湯
すっかり日が暮れてしまった