樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

中尊寺奉納神楽

2016-09-20 21:29:41 | 日記
中秋の名月から2日後
平泉中尊寺本堂にて
世界遺産登録5周年記念として
お神楽が奉納されるとの事、
見に行ってきた。

お目当ては早池峰山の早池峰神楽(岳神楽)/山伏神楽だったのだが、
それは今週の24日だったので残念ながら見れなかった。
岳神楽(たけかぐら)は
2009年にユネスコから無形文化遺産に登録されている由緒ある神楽

神の宿るところで招魂・鎮魂に伴う神遊び・・・

今回は小田代神楽(地元奥州市)と鵜鳥神楽(普代村)の2団体
特に、鵜鳥神楽は毎年1月から3月にかけて大漁成就・五穀豊穣・家内安全
を祈願するため三陸沿岸を巡行する珍しい習俗で、
国の重要無形民族文化財の指定をうけているこのこと


まずは 小田代神楽 祈祷の舞


面をつけて飛んだり跳ねたり30分間舞い続ける


鐘巻道成寺(劇舞)
女性も面をつけて躍り続けること約30分
酸欠でひっくりかえらないか心配になってしまう
神がからないと踊れないものかもしれない



大漁旗の色に近い幕 鵜鳥神楽


清祓
「祓い清め申す・・・」と
お米粒が飛んでくるわ、お塩がとんでくるわ・・・


山の神が下りてきて厄難のお祓いをする祈祷の舞い
被り物は鶏の鶏冠のようで、首の動かし方も鶏のよう


シテの方々も1時間演奏しっぱなし、謡いっぱなし
でもこのおじいちゃんたち、いい顔していらした
つやつやだったし・・・生き甲斐なんだと思う


激しい舞いが山伏神楽の真骨頂

この迫力をこのリズムを次の世代に伝承していくこと・・
とにかく、圧倒されっぱなしの2時間だった

見つけました!

2016-09-18 23:49:09 | 日記
オレ ビール きみ ビール
ではなくて、
僕 ビール、君 ビール
でした。



黄緑の缶と白の缶があり

「ハッとする味と香り。これが僕らのビール」
というキャッチフレーズ

時代は変わる、ビールはかわらない。なんてことはない。
きょう、この時から、僕らの生活に色を加える、
新しいビールの体験がはじまる。

と書かれている。

味は、マスカット味のビール と思ってください。(黄緑缶)

ピアスタイル「セゾン」
新鮮な若い果実のようなアロマ。
そして、キリリと効いたホップの苦み。
イメージを変える「セゾン」スタイルのビール

とありました。
長野県軽井沢町の株式会社ヤッホーブルーインク

ビール好きな人にはお勧めしません(笑)

今時のビール

2016-09-15 22:47:55 | 日記
山から下りての
温泉から上がっての
生ビールの一口の美味しさ!

この頃はお酒屋さんにいかずとも
コンビニで手にはいる各種のビール
銘柄も種類も色々あって迷ってしまう。

昨晩はあんまり遅くまで仕事せねばならなかったので
帰り際におじさんみたいに赤ちょうちんででも一杯
ひっかけたかったけれど
当地にはそんな遅くまでやっているお店は近くに、
通勤途中にあらず。

コンビニで眺め考えたあげく


これを1本!
元々そんなにがぶ飲みせずに1口でいいくらいなので
おいしいビールを一口感覚で選ぶ。
赤色は初めて

これは季節限定 琥珀エビス~
すっきりと爽やかでマイルドなエビスビール でした。
ちょっと気に入ったかも。

先日青森へ行った時、途中のコンビニで
たぶんサントリーのだったと記憶しているのだけど
オレ ビール キミ ビール
という名につられて一緒に行った山友が買ったビール

なかなかフルーティーで爽やかなビールだった。
苦味を好まない?わからない?若者向けなんだろうけど
軽くておばさんにも受けました。

近くのコンビニでも探しているのだけど、見つからない。
青森のご当地限定品だったのだろうか。

オレ ビール キミ ビール
見つけた人は、どこのコンビニ(セブンかLAWSONか等)に
置かれているのか教えてください~♪

たかがビール、されどビールなり

お彼岸前のお墓参り

2016-09-12 20:56:56 | 日記
実家の家が完全に解体され
更地になったのを目にしてきた。



そして、母と一緒にお墓参り

父と祖父母、そして従姉妹のお墓に
母は家のこと、やっと落ち着いてきた生活のことを
報告していたに違いない。

私も
9月を終えれば高田に移り住んで半年が経つこと
を報告

そう、10月には正職員として再度辞令がおりるとか・・・
まだまだ半人前で
今までの人生
半年経てばほぼほとんどの業務をこなしていたが
この歳 には抗えず、なかなか覚えられない業務を残している現状で
正職員として残っていいのかどうか、と
9月になって迷っていた。

とにかく、1歩を踏み出せば新たな道が開けるだろうと
そして直接なにかの支援ができないかと
不慣れな仕事を始めた4月

それから4ヶ月近く経って、
ほんとにこれでいいのかと
自問自答を始めた夏を越えた。

初心にかえり
陸前高田に再度向かいあおう とお墓の前で手を合わせる。
退路は断たれた、と
覚悟を新たにするお墓参り


秋は誰もなにも言わなくても必ずやってくる


女は黙って高田で仕事・・・

ま、その前に
つもり積もった母の話をきくこと。
いつもの「白のとらや」でおいしい緑茶で半年ぶりのひと休み



近くで彼岸花が誇らしく咲いていた。

あおもりけん

2016-09-11 00:08:09 | 日記
白神山からおりて
深浦を目指す

不老不死温泉につかり
途中の大岩で日本海に落ちる夕日を見ながら
それぞれ黄昏、
1日目の宿、運動公園の合宿所に向かう







翌日早朝
岩手神社に頭を下げて
山に登拝させていただく


立派な第一の鳥居


狛犬もさすがに力強く凛々しい


が、こんなユーモラスな動物が階段を登ると出迎えてくれる


そして立派な・・・長い長い柄杓で清められ


登拝の無事を祈っていざ出発!

結果はえらく修行の山でした。
最後の1/3は急登およびほとんど岩場
錫杖清水の冷たい水で顔を洗い
ごくごくと干上がった体に水を染み込ませねば
登りきれなかっただろう

その名も「坊主転がし」や「鼻コクリ」(鼻を擦り付けるほど急な・・という意味)


頂上が見えたと思いきや、甘かった・・・




ブラックな私は呪詛のような言葉を念じながら登る・・・


暖められた岩の上でのんびりと疲れを癒し2日間の
ほぼ下から頂上までの歩きを反芻し半時間ほどのんびり空を眺める

復路は年に免じてエスケープルートを利用させていただいたのだが
このあとに起こったハプニングはこの時、誰が予想しただろうか。

山麓の「嶽きみ」という、とうもろこし(=きみ)に舌皷を打とうとしたところ
メンバーの一人が、大金と免許証等入った財布がないことに気づく・・・
結果的には無傷で戻ってきたお財布
朝のお参りのごりやくだろう~と、再度お礼参りに岩木神社に寄る。

気をよくして
2日目の宿、十三湖へ向かう

十三湖は知る人ぞ知るしじみの産地
しじみは島根県の宍道湖が有名だけれど
それより大粒のしじみたち
しじみ汁がそれを物語る
そしてしじみのバター蒸し
まるで小粒のあさりのような・・・
しじみ汁は飲み放題
レードルをお鍋にいれると「がり」っと音がするほど
たくさんのしじみたち
このしじみ、粒が大きいので身をむくのもあまり苦にならず
1年分のしじみを食べた感じ
だからか、アルコールを飲んでもなんだか酔わない?
バター蒸しのお汁をご飯にかけて、おじやのようにしていただく贅沢

翌日は観光に徹し
まずは青函連絡船の出ていた本州突端
龍飛岬岬(たっぴみさき)へ
名前がいい!
名前とは裏腹に風が常時強く裏寂しい場所




有名な「上野発の夜行列車 降りたときから・・・」という
石川さゆりの演歌が流れる展望台


向こうに見える陸地は北海道



この下を青函トンネルが走っているとは!
近くの施設でちょっとだけ青函トンネルの勉強をして
最後は文化的に・・・と青森美術館へ向かう

途中の国道で「食堂」の看板にひっかかり


迷わず マグロ丼丼


この食堂、おばちゃんが一人で賄っているのだけれど
メニューは「マグロ丼」と「魚定食」しかなく
いたってシンプル
ここのワカメ汁の出汁はマグロの骨からとっているとのこと
いいねえ~ 余すとこなく食す!


たどり着いた美術館

アップダウンを乗り越えて、その角を曲がると


ど~ん と あおもり犬


やはり大人たびは、文化的に締めなければ・・・
2日間の山登りの疲れを癒す

青森県、懐深し