チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

ガングリオン その2

2012年03月27日 | 日常
先日もらった紹介状をもって、病院へ行ってきました。

診てくださったのは、整形外科の「手」が専門のドクターです。

簡単な問診のあと、ドクターは「手術をせずに少し様子をみましょう。」と。
手術を覚悟していた私は、すっかり拍子抜け。ほっとしつつ、「では、どうするんでしょう。」と聞いてみると、ドクターから衝撃の発言が。

「つぶしましょう。」

へっ!? つ、つぶすぅ~?
おもわず「トンカチですか!?」って、キョロキョロしながら聞いちゃいました。

私の間抜けな発言をスルーして、ドクターは続けます。
「まず、注射で抜きましょう。」
タ「前も抜いたけど、すぐに溜まって…。」
Dr.「しっかり抜いてみてみましょう。そこに横になってください。」

しっかり? まもなく意味が分かりました。
注射を3本一度に刺して、3方向から抜くんです。でもね、前の病院より痛くなかったし、医師が言うには「最初(今日)が一番痛くて、次からは痛みも少なくなります。」ですって。

で、問題の「つぶす」ですけど。
とてもシンプルな方法でして、針を抜いたあと、「つぶしますよぉ~。」のかけ声と同時に、ドクターが私の手首をつかんで、コブの跡をグリグリと思いっきり押すんです。
注射より、こっちのほうがよっぽど痛いってば!!

「自分でも、つぶしながら、液体を外に流れるように押し出してみるといいですよ。」と言いながら、私の不審な視線に気づいたのか、
「だいじょうぶですよ。同じような患者さんを、毎週診てますから。」と。

2回目から、もっと楽になるっていうし、手術しないで治ればいいなと思います。
でも、自分ではドクターのように思い切って押すのは無理です。痛いもん。
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