京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

バオバブの開花

2014-08-06 22:12:02 | 京都めぐり

先日、植物園の朝顔展に行った際、入り口付近に「バオバブ開花」の看板が立っていました。





それで、朝顔を見た後、観覧温室に入り、バオバブの花を見てきました。
バオバブの花を見るのは初めてです。

アフリカバオバブ(マダガスカル産)の花です。










花の開花前です。




サン・テグデユベリの「星の王子さま」では、星を破壊する巨木として紹介されています。
花は下向きに咲き、真っ先に花弁中央から丸く房状のおしべが下がっています。これは、夜行性のコウモリが花粉の媒介ができるようにするためだそうです。この花は、夜に開花し、翌日昼には落下します。

花を咲かせるアフリカバオバブは、京都以外では富山と沖縄だけだそうです。

蛇足ですが、私は若いとき「星の王子さま」の本が好きで、日本語訳が物足らず、フランス語訳でも読みました。

バオバブの木です。





温室の珍しい花も紹介しましょう。
アリストロキア ギガンテイア
ブラジル原産のつる性低木





トリコグロッテイス アトロプルプレア(フィリピン)
ラン科





サラセニア(食用植物)





温室の前の池の睡蓮がとてもきれいでした。

























先日のブログで植物園の蓮を紹介しましたが、今回は朝早いにも関わらず、観蓮会が行われていました。





せっかくですから、蓮も少し紹介しましょう。

童羞面