京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京の七夕 堀川会場 2014

2014-08-07 22:04:58 | 京都めぐり

今年も、旧暦の七夕に開催される「京の七夕」堀川会場に行ってきました。
この「京の七夕」は、鴨川会場でも、8月2日~11日まで開催されています。

会場の堀川遊歩道では、竹を使用したアーチ、LEDで天の川 を再現する「光の天の川」、堀川を流れる水と、光で京友禅を照らしだす 「光の友禅流し」や、友禅柄を使用した行灯に、京都に縁のある著名人から寄せられたメッセージを掲載する「メッセージ行灯」などが、見所です。

さらに、世界遺産・二条城(夜間一部入場無料)では、プロジェクトマッピングなども行われています。

真夏の夜、川のせせらぎと光のアートが織りなす遊歩道は、ロマンチックな雰囲気です。
老いも若きも楽しめるのではないでしょうか。





私が会場に着いたのは夜7時です。
会場は、二条城向かいの堀川遊歩道から堀川今出川、晴明神社あたりまでです。
混雑を避けるため、北行き一方通行です。

私が歩いて撮影した順番に紹介しましょう。

京の七夕、会場入り口です。




「願い七夕」がたくさん、飾られています。





京都にゆかりのある著名人による「メーセージ行灯」。





京都の芸術大学の学生による、竹と光のアート作品です。





「光の友禅流し」です。









「光のしずく」





レースのように輝く光ファイバーボールが光のしずくとなり、天の川からこぼれ落ちた星のように堀川を彩ります。





「竹と光のアート」





遊歩道の中ごろにも、願い七夕飾りがあります。






「光の天の川」、やはりこれが会場のメインでしょう。




















竹と光のアート作品










「堀川ねぶた」、京造ねぶたです。
青森ねぶたのように多彩な色使いも美しいのですが、白色だけというのもなかなか乙なものです。














かつて、京都市内を走っていた、京都の市電。
私も学生時代はよく利用しました。
京友禅型紙のなつかしのチンチン電車






壁にプロジェクターで市電の再現





出口付近では、出店もでていました。





帰り、二条城の夜景





会場となった堀川遊歩道ですが、堀川とあるように河川です。
戦後、下水道の整備などで水流がほとんど消滅していました。
堀川のせせらぎを取り戻そうという市民の声を受け、2009年に水流が戻り、市民の憩いの遊歩道になったのですよ。