京都のお盆の行事をひとつ紹介したいと思います。
車折神社の 萬燈祭(まんとうさい 8/14~16)です。
車折神社は、昔、ある貴人が牛車にのり、社前を通ろうとした時、
牛が倒れ、車が折れたので、車折神社と呼ばれるようになった、
と言われています。
萬燈祭は、参拝者が、三面の紙灯籠に願 いを書いて奉納します。
この灯籠は、神社のあちこちに飾られ、点灯されます。
金運招来、芸能上達など、さまざまな願い事を祈念する神事です。
期間中は色とりどりの灯籠が、境内を幻想的に彩ります。
いつもは、午前中にでかけることが多いのですが、
昨日は午前中、用事があり、出かけたのはお昼過ぎです。
神社の入り口の門にも紙灯籠が取り付けられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/11/d660863d8d441163b803503a948d0c5e.jpg)
社務所もいつもと違います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/cd/e2e211aa7ba01d6cea5631a4e469f212.jpg)
萬燈祭のポスターです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/cd/f97e5431ea73a0484cada60f2550af9a.jpg)
参拝者は、折り畳まれた三面灯籠に願いことを書きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/1c/6e1f10bd04f4634831643e5404b56ad9.jpg)
書かれたものは、ここに置きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/df/c46e99a65a7420b53e92f46e416b33a0.jpg)
神社の方が、境内のあちこちにつるします。
夜の方が美しいのですが、夜は出にくいもので、、、。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/13/8dbe20f796661cd356cd66f0010680b6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/c5/370667a8b5e311d37ee523c482cb3649.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/8a/36fe84b448ed7e831001705aca14048a.jpg)
祈念神石です。
昔から、商人がここの神社の小石を持ち帰り、
家に納め、満願の際、持って帰った石数を倍にして、
神社に返す慣わしからきているようですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/27/96fbf18a7f5f5de41a84ac5a75f8b1f9.jpg)
この車折神社にはいくつもの神社がありますが、
テレビの影響でしょうか、
芸能神社に訪れる方が多いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ca/474905f0af77405cabb7a737877c839f.jpg)
日本画家富田渓仙が献木した、渓仙桜です。
ここは、毎年春に訪れます。
ここの河津桜が咲いて、しばらくすると、
京都御苑の近衛跡の糸桜が咲き、渓仙桜も咲きだします。
もう、来年の桜が楽しみです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/0f/f044ea84fe2616224250ce8a62d1512f.jpg)
車折神社は、渡月橋にも比較的近いのです。
先日の台風11号で、大堰川が少し溢れ、道路が冠水しました。
数日、水がひかなかったのですが、昨日はやっとひいてはきたかな、
という感じです。
渡月橋と嵐山です。
午後に訪れたせいか、観光客の多いこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/19/b0cbb4face33efe6967617c659b0d450.jpg)