京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

立本寺のハスとメダカ

2016-06-20 11:54:13 | 花めぐり2016

京都市上京区に日蓮宗本山の立本寺があります。
春は桜がきれいでよく訪れますが、今は本堂前のハスです。





明け方まで降り続いた雨で落花が心配されましたがいくつか咲いています。













































ハス鉢の中にはメダカが育てられています。
小石を入れないように、メダカを取らないようにの貼り紙がありました。
私の子どもの頃は童謡「めだかの学校」にあるようにどこにでもいる小魚でしたが、
最近はほとんど見ることがなくなりました。
以前メダカが絶滅危惧種に指定されたと聞き大変驚いた記憶があります。
カメラを近づけるとすぐに逃げてきれいに撮影できませんでした。


















法然院(山嵜勝己個展)、泉屋博古館(上島鳳山展)

2016-06-20 05:17:18 | 美術・博物館

先日の散策で法然院の山嵜勝己個展、泉屋博古館の「上島鳳山と近代大阪の画家たち」に行ってきました。

法然院茅葺き山門





砂壇模様は先月同様の大きな渦巻きです。
庭を掃除されている方おりましたのでお聞きすると、次の砂壇模様は梅雨明け前だそうです。










講堂で山嵜勝己個展が開催されていました。










作家さんがおられ、撮影可能かお聞きすると「いいですよ」ということでした。
作品のいくつかをお届けします。








































青が印象的な作品でした。
梅雨入りし、青苔がきれいになってきました。










池の鯉














安楽寺です。





安楽寺から少し歩くと泉屋博古館があります。
住友家が収集した美術品の寄贈を受けて1960年に京都に設立した美術館です。
中国日本の書画、洋画、茶道具など多岐にわたる収蔵品があり、なかでも中国古代の青銅器は、中国以外では世界最大とされています。
東京六本木に分館があります。
年に何回か企画展があり、私もちょくちょく訪れます。

今回の企画展は「上島鳳山と近代大阪の画家たち」です。




上島鳳山(1875ー1920)は岡山県に生まれ、四条円山派の画家に師事し、
独特の濃厚な雰囲気を漂わせた人物像を多く描いています。
大きな公募展にはあまり関わらず、住友家主催の園遊会や後援者の求めに応じて描いていた画家です。











確かに独特の美人画です。

中庭





外庭