今回は徳力富吉郎「版画 京都百景」の「粟田口青蓮院」です。
作品「粟田口青蓮院」昭和35年(1960)
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作品解説文
天台宗の門跡寺院である。門前の数百年は経ったかと思われる楠の大木は見事であり、
それ故に東山巡りの人々に覚えられている。
庭園が美しく、茶席もまた綺麗である。夜の観光コースにはいっており、庭をそぞろ歩きの間中、琴の音が流れてくるのは圧巻である。
この近く三条粟田口であり、刑場の跡。
現在の青蓮院の楠
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今も昭和35年当時とほとんど変わらない景色です。
地道が舗装されたくらいでしょうか。
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とにかく立派な大木です。
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説明板には現在地植栽されたのは十三世紀とあります。
途方もない時の流れを感じます。
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ここの庭園は以前何度か入りました。
立派な庭園です。今回は早朝で開門前です。