今回の徳力富吉郎「版画京都百景」は「 茶道裏千家兜門」
作品 「 茶道裏千家兜門」昭和20年(1945)
作品解説文
裏千家は表千家の北にある。もとは継がって一つ屋敷だったらしい。
有名な宗旦公孫樹が、版画のなかにも聳えたっている。幽邃な趣の門が美しい。
現宗匠はなかなかの活躍家で、諸外国にまで茶室を建て、日本茶道を宣伝しているのはよい。
私も裏流の流れをくむ井口海仙門。
京の芸術家は茶道の門を潜らなければ、仕事に含蓄が加わらないように思うが、どんなものだろうか。
昨日の兜門
不審庵
近くに百々橋の礎石がありました。
応仁の乱(1467ー1477)の戦場となった 百々橋の礎石の一つです。