京都国立近代美術館でコレクション展が開催(9/22~10/30)されています。
近代美術館所蔵の作品は一部を除き撮影可能です。

これからの時期にふさわしい秋の絵画(日本画)
千種掃雲(1873-1944)
明治6年京都生まれで、明治から昭和前期の日本画家です。
竹内栖鳳に日本画を,浅井忠に洋画を学び、作品に「八丈島」「上賀茂の初夏」などがあります。
「秋耕」大正初期

「秋郊」明治末

「ひけ時」1908

「帰路につく(原題;暮時)」1911

「戻り道」下図 1907

「つれづれの日」1909

木島桜谷(1877-1938)
「行路難」明治末


池田洛中(1903-1982)
「一口村」1948

神坂松濤(1882-1954)
明治15年京都生まれ、明治から昭和の日本画家。
神坂雪佳の弟で菊池芳文に日本画を、浅井忠に洋画を学び、日本美術協会展、京都新古美術品展などに日本画を出品。
「農婦晩帰」1902頃

「秋声図」1902頃

「暮れゆく街道」1922


梶原緋佐子(1896-1998)特集も開催されています。
美人画で知られる日本画家の梶原緋佐子は京都祇園の造り酒屋生まれです。
竹内栖鳳門下の千種掃雲の勧めで画家を志望し、菊池契月に入門し、大正9年帝展初入選以降も作品を出品し続け、
下層に生きる女性風俗を題材に社会性の強い作品を描いてきました。
昭和に入り師契月の画風を受けた明澄な作風へと移行し、第3回日展で「晩涼」が特選、第8回「涼」が白寿賞を受賞します。
1955年頃より舞妓や芸妓を多く題材に、上村松園亡きあとの京都画壇の美人画の伝統を守り続けた画家です。
美人画も展示されていますが、撮影禁止でした。
撮影可能だった作品を紹介します。
「矢場」1926

「老妓」1922

「曲芸師の少女」1922

「萌」1928

「見える女」1920

「残波岬」1978

伊藤仁三郎(1905-2001)「ぬひ」1933

有馬さとえ(1893-1978)
「新緑の頃」1922

「愛らしき野の花」1928

北沢映月(1907-1990)「A夫人」1966

会場風景

展示会には「印象派の作家」の作品も出品されています。
モネ、シスレー、ピサロ、ルノワールの作品もありますが、撮影禁止です。
アンリ・マチス「ブルガリアン・ブラウス」1936

パブロ・ピカソ「花飾りをつけた裸婦」1930 エッチング

ジョルジュ・ブラック「鳥とその影、NO2、黄色」1961 リトグラフ

磁器なども気に入った作品をいくつか紹介します。
藤本能道

富本憲吉


近藤悠三

北村昭斎 漆、螺鈿飾箱

定番美術館四階からの景色

京都市美術館では第101回院展が開催されています。

気に入った作品が数点ありましたが、いつもながら院展は疲れます。
また今回も受賞作品にはほとんど目もくれず、気に入った作品を中心に見てまわりました。
