道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

木洩れ陽の道

2019年11月18日 | 随想
半世紀ほど前までは、市街地の中心部から郊外の三方原台地の真ん中を縦貫し、湖北の奥地に至る鉄道線が通じていた。大正の時代に敷設された歴史ある鉄道だったのだが、戦後のモータリゼーション社会に存続の余地はなかったようだ。廃線跡の軌道敷の一部が遊歩道になって通学や散策に便宜を与え、市民の多くに親しまれている。台地を掘り下げた切り通し道は、住まいから街まで歩く際の、静かで安全な絶好の間道である。軌道跡 . . . 本文を読む
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