道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

占領下の記憶

2020年12月24日 | 人文考察
忘れてならない記録は書き留めておこう。敗戦から数年(1948年ごろ)後の、私が小学校に入る前のことである。連合国軍占領下の日本では、米軍の被占領国民宣撫工作の一環として、進駐軍兵士に菓子をもたせ、それを街角で子供たちに配布したり、移動中の軍用車や列車から散布したりした。私の家から約300mのところに東海道線の踏切があった。浜松駅のプラットホームから西へ約300mの地点に在るこの踏切は、上り下りの列 . . . 本文を読む
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