今朝、セミの鳴き声を初めて聞いた。まだ声は密やかで微かだが、これから日を追って力強い合唱になるだろう。
毎年梅雨明けを教えてくれるこの大切な初鳴き、10年以上確かめ続けているが、気象台の梅雨明け予想より遥かに潔く確実だ。初鳴きを聴いた後の気象予報士の天気予報のコメントなど、空々しく聞こえて仕方がない。まあセミは予報できないが・・・
4度目の緊急事態宣言が発出された東京都は、しばらく混乱が続くだろう。感染者が増えないことを祈るしかない。
政治が矛盾した施策や選択をし続けた結果は、全て東京オリンピックの運営に反映され、コロナ禍収束の成否に影響するだろう。
オリンピックの勧進元が開催国または開催地でなくIOCで、その下職がJOCと東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会であり、アスリート・メダリストといえども勧進元から見ればパフォーマーに過ぎない仕組みと解ると、オリンピックが世界の名もなき無数の人々の連帯のためのものでなく、また純真な少年少女の夢の対象として相応しいものかどうか、疑念を抱かざるを得ない。コロナ禍がなかったなら、オリンピックにおける様々な利権構造は、隠されたままだったろう。
夢を振り撒く連中の下心には、気をつけなければならない。
昨年の当地のセミの初鳴きは7日だった。セミのセンサーに全幅の信頼を置く老生、その日を境に、夏のレジャープラン策定に熱心に身を入れたが、コロナの感染の恐怖で実現したものはほとんど無かった。
2回目のワクチン接種の日も近い。今年の夏はどうなるだろうか?
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