この地域では、今年の梅の開花は早く、一気に咲いて、そして今は散ってしまいました。
その間、私も梅の花の写真を撮っていましたので、ここでまとめて掲載します。
今年、最初に咲いたのはピンクの梅、それから白梅、最後に赤梅でした。当然途中から、競い合って咲きましたが、ここではピンク、白、赤の順に示します。
1.ピンクの梅
うっすらと赤の乗ったピンクの梅。見ると気持ちがほっとします。 一枚目だけは再度の出番。
<咲いちゃった>
咲いちゃった
我慢できずに
見回わせば
慌てんぼばっかり
冬どこにいる
咲いちゃった
我慢できずに
見回わせば
慌てんぼばっかり
冬どこにいる
このピンクの梅は いつもより半月ぐらい早かったと思います。
<東風?>
柔らかに
花弁が揺れる
これは東風?
メジロよおいで
蜜あげるから
柔らかに
花弁が揺れる
これは東風?
メジロよおいで
蜜あげるから
陽だまりでは、梅が真っ盛りになりました。なんと早い。 メジロが集団で飛来。飛び回っていました。
<雪の記憶をデリート>
ピンク色
日差しとともに
降り注ぎ
先日の雪の
記憶をデリート
ピンク色
日差しとともに
降り注ぎ
先日の雪の
記憶をデリート
梅が咲いてから一度言い訳のように初雪が降りましたが、そんなことで春の勢いは止まりませんでした。
2.白梅
白梅はやっぱり清新。新しい春の象徴です。
<白の装束>
春来れば
居住まいただす
洗い張りの
白い装束
髭にて払う
春来れば
居住まいただす
洗い張りの
白い装束
髭にて払う
<この青空>
この青さ
冬は去りぬと
梅かおる
白く輝き
引導渡す
この青さ
冬は去りぬと
梅かおる
白く輝き
引導渡す
白梅は、空に混ざった白色を吸引していきます。その結果 空をどんどん青くします。
<春の幸せ>
もう笑顔
この暖かさ
その明るさ
どう言っていいか
春の幸せ
もう笑顔
この暖かさ
その明るさ
どう言っていいか
春の幸せ
3.赤梅
赤梅が燃えると、とたんに春が賑やかになります。
<春の前線>
押し寄せる
春の軍団
前線では
押し競まんじゅう
真っ赤になっちゃった
押し寄せる
春の軍団
前線では
押し競まんじゅう
真っ赤になっちゃった
枝が網のようで、そこで押しとどめようとしているように見えませんか?
<蕊はセンサー>
風向きは
陽が射す向きは
春はどこ
蕊はセンサー
感度抜群
風向きは
陽が射す向きは
春はどこ
蕊はセンサー
感度抜群
<赤いホットニュース>
僕はこっち
君はあちらへ
ホットニュース
隅々にまで
春届けよう
僕はこっち
君はあちらへ
ホットニュース
隅々にまで
春届けよう
そして散るときが来ます。
<天命下る>
明日散ると
天命下り
もの思う
コロナウィルス
連れて去りたい
明日散ると
天命下り
もの思う
コロナウィルス
連れて去りたい