てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

モントリオール市内の彫刻等

2020-10-08 23:09:05 | 旅行

 モントリオール滞在時は、ダウンタウンから会議の開かれている所までを4日間、毎日歩いて通いました。その途中で見かけた彫刻やインスタレーションを紹介します。最短距離では20分くらいですが、いろいろ遠回りしたり道に迷ったりと、どこを通ったのかほとんどわかりません。

 この街は北米のパリと呼ばれていますが、その名に恥じないクラシックな建物や彫刻が途中にあります。またこの街が北米であることを感じさせるもの、そしてとてもモダンなものやその他のものなども並んでいます。
 それらをおおよそ区分して示します。


1.ここはパリ? クラシックな彫刻
 私の宿泊したホテルは、世界の女王マリア教会という立派な名前の教会の近くでした。ローマのサンピエトロ教会を参考に小ぶりにしたそうです。高層ビル街の中に建てられています。まずは、そこにある聖者の像。

 


夜、この聖者がコンクリート(ビル)や鉄の箱(自動車)の中に潜んで、外へ出てこない人に声をかけています。

<夜の声>



輝きは
闇を深める
荒れ野より
辛い孤独に
寄り添ってあげる



 歩いていて出くわした、同様な像。街になじんでいて、皆さん台座に腰掛け休憩しています。




 その他にも、こんな彫刻がありました。前者は教会らしきものに中。後者は古い商館の前。

 




2.カナダらしさ
 多分、先住民族にちなんだと思われる彫刻がありました。




 これは多分、カナダの他民族国家を象徴するのではと思う彫刻。いろいろな人々が集まっています。

<カナダに集いし人>



多様性
それがカナダの
合言葉
この広い国
皆が必要


 カナダの場合、イギリスの影響が強くて、アフリカのボーア戦争に巻き込まれてしまいました。それを記念する像。馬というとアメリカの西部劇のイメージがあってこれを選んだのですが、モントリオールでは馬の入った像はこれ一つのみとのこと。



 ケネディはその頃のカナダ首相とは仲が悪かったそうだが、カナダ国民の人気は高かったようで、ここにケネディの名前をとった道があり、胸像がありました。




3.モダンな彫刻等
 まずは、ケネディ胸像の近くでマギル大学のちょうど前にある、パソコン漬けの若者。
おばさんの背中に、スティーブジョブをたたえる銘板が張られている。



<0と1>



一生懸命
やればやるほど
溺れゆく
たかがOと1
単純なのに


 最近の量子コンピュータはそうじゃなくなってしまいましたが。


 そしてこれは、きっと空手のポーズじゃないかな。

 

 私が通った会議場所の近くにあった公園、そこでくつろぐ人を守るように銅像があった。
こういった銅像が配備されているためか、モントリオールはとても安全。




 最後は、とても素敵ですごく大きなハイヒール。夜にはライトアップされる。



<誰の靴?>



怪獣よ
ここにおいでよ
そうすれば
この靴にあう
スーパーレディ登場

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする