てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

八事山興正寺は残り紅葉 ただし・・・

2020-12-05 00:49:04 | 旅行



 名古屋市内で有名な紅葉の場所は、ネットでは下記とされている。
   徳川園、白鳥庭園、東山動植物園、興正寺、名城公園
 興正寺が残ったので、12月4日に行ってみた。

 興正寺は高野山真言宗のお寺で、尾張徳川家の祈願寺として栄えた。一般的な伽藍を持つ西山と森の中に塔頭が点在する東山がある。



1.西山散策
 まず西山に入ってみて、紅葉が盛りを過ぎてしかもやや色も褪せていることが残念だった。そしてこれまでと違って紅葉がメインではなくお寺を飾る紅葉という意味で存在していることが分かった。後者ならば、いいコンディションの紅葉を見つければいい。そう目算を付けて、西山を散策した。

(1)西山へのアプローチ
 真正面に門の向こうに五重塔が見える。



 横にはサザンカがなかなかきれい。

 


(2)平成大仏さん
 門を過ぎると、ドカンと平成大仏さん。平成26年生まれ。ブロンズ鋳造だが表面は漆塗りで彩色されてやや赤みを帯びている。なかなか美男子で初々しいい・・・というか色気がある。

・門からの状態


・横から見る。秋っぽい雰囲気




<平成大仏さん>



年若き
大仏ゆえに
色気あり
チークの納まり
紅葉と競う



(3)五重塔 遠望
 五重塔は近くよりも遠くのほうが、魅力がある。
 女人門跡あたりの高台から西山の伽藍全体を見渡したのが下記写真。なかなか立派な伽藍に塔がすっくと立っている。残念ながら紅葉はそれほど目立たない。



 高台から紅葉と組み合わせたのが次の、いかにも秋の定番の写真。

<秋の定番>



鮮やかな
紅葉の雲
その上に
塔が浮かぶは
秋の定番


 ついでにフユザクラと組み合わせたものも示す。季節がわからなくなる。




(4)高台を歩く
 高台は、こじんまりした庭があり、墓地へとつながっている。その近辺で撮った秋っぽい(紅葉を含む)写真を以下に並べる。




・竹翠亭近辺を2枚






・墓地への道

<紅葉輝く>

 

柔らかな
名残の秋陽
紅葉に
輝き与え
浄域守る



2.東山散策
 西山を降りて東山に入ってみた。
東山は森のよう、入りこんでとても気に入った、まるで故郷の山。
 これがアプローチ。おいでおいでをしているよう。



 所々にこんな立て札が立っているから安心。



(1)森の雰囲気
 森を見回した写真を並べる。

・道の状態 木のトンネル、枯れ葉の道



・道の上 



・道の両側
 よく陽を通す所もあるし 深い森のところもある。






・所々に鮮やかな紅葉が・・



(2)頑張れ球児
  森を歩いていたら、隣接する中京大学の野球部員が森の中を走っていた。



 今年は秋のリーグ戦しかなくて大変だったろう。
 集まって休憩中の所を通りかかったらとても賑やかで安心した。ただしマスクはしていなかったが・・・。

<頑張れ球児>



来年は
きっと楽しく
やれるよと
努力見守る
森が励ます


おわりに
 今回はこの場所にとって紅葉の良好な状況でなかったと思う。ぜひいい状態での紅葉を見てみたい。西山は終わりと思うが、東山は広葉樹林だから樹々がこれからも順に紅葉し落葉していくと思う。その過程で森のいろんな所で素敵なシーンが見られると思う。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする