3月末に名古屋の東山動植物園に行きました。その際は桜、そして椿を楽しみました。椿園には2月にも行っていて2月13日に記載しています。
前回記事:https://blog.goo.ne.jp/tenchan-ganbare/e/41f77ea7165f74201ca770cb7aad3cb0
今回は以前に比べて多くの種類の椿が咲いていました。でも前々日が雨だったこともあり、やはりコンディションの良い咲き方のものは多くありませんでした。
このブログでは、そのコンディション良さそうだった椿の中で何とかお見せできる写真が撮れたものを、花の色で区分してカタログっぽく紹介していきます。またちょっと変わった咲き方のものも紹介します。最初の一行は植物園の品種名に書かれていたこと。
1.赤い花
(1)陣屋の椿
関ケ原の陣屋跡近くで採取されたとのこと。
やや小さな花できれいな赤色です。
(2)鳳
黒みがかった紅色の大輪で、二段咲。
(3)釣篝
花弁面に並ぶ白斑の様子を釣り船の篝に見立てた命名とのこと。でもこの花には見当たりませんでした。
(4)光明
朱紅色の花弁が大きく波打つ。
コンパクトな花で、とても魅力的でした。
2.白い花
(1)白牡丹
美しい純白の八重咲。
(2)御殿椿
白色蓮華咲の大輪。
とても、清らかな感じがしました。
(3)京牡丹
白地に赤の絞り。
とても豪華でした。
3.赤と白の混ざった花
(1)オランダ紅
尖った花弁が美しく重なる珍しい花。
(2)光源氏
多くの白覆輪品種の中で最も華美なもののひとつ。
光源氏が女性をたくさん侍らせるのではなく、先日ツツジの光源氏をお見せしましたが、アヤメにも光源氏があるようです。私たち庶民は、椿、ツツジ、アヤメと光源氏を侍らせることができます。
「参考」
ツツジとアヤメの光源氏
(3)唐錦
中京椿。花の中に3~4個の小輪があるように見える。
名古屋は茶どころで有名ですが、それに付随して椿も新種作りが盛んでした。それを中京椿というのですが、この椿園にはそれらが栽培されています。残念ながらこの時はいいコンディションのものはこの花だけでした。
(4)玉の浦
五島市 玉の浦町の野生。
ややコンパクトですが、自然で美しいと思いました。
(5)想いの儘
古書にも記載のある白い花、赤い花の咲き分けの椿。
想いの儘とは、貴方に関係なく自分の思い通りにということでしょうか、それとも貴方の思い通りになるということでしょうか。
4.黒?の花
花全体が暗紅色。枝の髄も暗紫色。
見る角度で色合いが変わります。 エナメルで仕上げた皮で作った、人工物の細工物のようでした。
5.変わり咲の花
(1)卜伴
雄蕊の一部が花弁化して、白色の唐子となる。
それがたくさんの細かい花のように見えます。
(2)紅卜伴
別名 日光紅唐子。岐阜より西の古寺社に見られる。
前回記事:https://blog.goo.ne.jp/tenchan-ganbare/e/41f77ea7165f74201ca770cb7aad3cb0
今回は以前に比べて多くの種類の椿が咲いていました。でも前々日が雨だったこともあり、やはりコンディションの良い咲き方のものは多くありませんでした。
このブログでは、そのコンディション良さそうだった椿の中で何とかお見せできる写真が撮れたものを、花の色で区分してカタログっぽく紹介していきます。またちょっと変わった咲き方のものも紹介します。最初の一行は植物園の品種名に書かれていたこと。
1.赤い花
(1)陣屋の椿
関ケ原の陣屋跡近くで採取されたとのこと。
やや小さな花できれいな赤色です。
<大地の思い出>
血煙を
浴びし大地に
育ちきて
記憶が花を
朱に染めてゆく
血煙を
浴びし大地に
育ちきて
記憶が花を
朱に染めてゆく
(2)鳳
黒みがかった紅色の大輪で、二段咲。
(3)釣篝
花弁面に並ぶ白斑の様子を釣り船の篝に見立てた命名とのこと。でもこの花には見当たりませんでした。
(4)光明
朱紅色の花弁が大きく波打つ。
コンパクトな花で、とても魅力的でした。
2.白い花
(1)白牡丹
美しい純白の八重咲。
(2)御殿椿
白色蓮華咲の大輪。
とても、清らかな感じがしました。
<純な衣>
幾重にも
純な衣を
身に纏い
貴方の傍で
微笑んでいたい
幾重にも
純な衣を
身に纏い
貴方の傍で
微笑んでいたい
(3)京牡丹
白地に赤の絞り。
とても豪華でした。
3.赤と白の混ざった花
(1)オランダ紅
尖った花弁が美しく重なる珍しい花。
(2)光源氏
多くの白覆輪品種の中で最も華美なもののひとつ。
<ここにも光源氏>
ツツジにも
椿にも源氏
侍らせて
幸せ過ぎる
今の庶民は
ツツジにも
椿にも源氏
侍らせて
幸せ過ぎる
今の庶民は
光源氏が女性をたくさん侍らせるのではなく、先日ツツジの光源氏をお見せしましたが、アヤメにも光源氏があるようです。私たち庶民は、椿、ツツジ、アヤメと光源氏を侍らせることができます。
「参考」
ツツジとアヤメの光源氏
(3)唐錦
中京椿。花の中に3~4個の小輪があるように見える。
名古屋は茶どころで有名ですが、それに付随して椿も新種作りが盛んでした。それを中京椿というのですが、この椿園にはそれらが栽培されています。残念ながらこの時はいいコンディションのものはこの花だけでした。
(4)玉の浦
五島市 玉の浦町の野生。
ややコンパクトですが、自然で美しいと思いました。
(5)想いの儘
古書にも記載のある白い花、赤い花の咲き分けの椿。
赤花
白花
<想いの儘に>
決めたこと
やり通すだけ
貴方から
何言われても
想いの儘に
白花
<想いの儘に>
決めたこと
やり通すだけ
貴方から
何言われても
想いの儘に
想いの儘とは、貴方に関係なく自分の思い通りにということでしょうか、それとも貴方の思い通りになるということでしょうか。
4.黒?の花
花全体が暗紅色。枝の髄も暗紫色。
<妖しい艶>
これが花?
妖しさいっぱい
黒椿
エナメルコートの
皮の輝き
これが花?
妖しさいっぱい
黒椿
エナメルコートの
皮の輝き
見る角度で色合いが変わります。 エナメルで仕上げた皮で作った、人工物の細工物のようでした。
5.変わり咲の花
(1)卜伴
雄蕊の一部が花弁化して、白色の唐子となる。
それがたくさんの細かい花のように見えます。
<たくさんの想いの形>
たくさんの
想いの形
示すから
一つだけでも
受け取ってほしい
たくさんの
想いの形
示すから
一つだけでも
受け取ってほしい
(2)紅卜伴
別名 日光紅唐子。岐阜より西の古寺社に見られる。