8月後半が梅雨のぶり返しのようになりましたが、ここ数日は夏が戻ってきました。
今度は暑くて、外に出かける気がしません。でも身体を動かさなければ・・・ ということで、夜の散歩に出かけることにしました。
私の家の近くには、ちょっとした池を囲んだ公園があり、それを廻ると約600m。そこへの片道200mですから、ほぼ1kmの散歩ができます。
一応民家が周りを囲んでいるし、近くには交番もある。ここに住んで以来事件があったという話を聞きません。0時までは地下鉄を降りた人が公園横の道を通ることもあるから、その時間までは安全でしょう。
1.公園の入口
公園に入りました。入口にはトーテムポールが立っていて、中にいる人を守ってくれます。ついでに、ごみ袋も・・・
<真夜中のガーディアン>
真夜中の
涼しい散歩
楽しむよ
トーテムポールさんが
鉄壁の警護
真夜中の
涼しい散歩
楽しむよ
トーテムポールさんが
鉄壁の警護
入った所には、児童遊園。この周辺はまだ子育て世代が住んでいて、お昼ならばいつも親子もしくは小中学生がいます。時々ゲートゴルフの熟年集団も。
さあ、歩きだそう。
すると、児童遊園からちびパンダがじゃれつこうと寄ってきました。
<影に紛れて>
ちびパンダ
夜の散歩は
寂しいね
ついておいでよ
影に紛れて
ちびパンダ
夜の散歩は
寂しいね
ついておいでよ
影に紛れて
そういえばこちらに来た最初の頃は、雑木林が周辺に多くて狸が歩いていることもありました。
2.電話ボックス
ここの遊歩道は、両側に桜の木が植わっていて、それが池をぐるりと回っています
こんな感じです。
池の向こうに街路灯や民家の明かりは、今は葉が生い茂っているので、ちらちらとしか見えません。
しかし、冬のクリスマスの時には葉が落ちて、こんな感じになります。ハートが飛び回っている街です。
参考のため掲載。
途中に電話ボックスがあります。
ずうっと前、スマホなどで簡単に外国と電話をかわせなかった頃、外国につなぐことができる公衆電話が外国人にとって人気でした。この電話ボックスはその頃夜は2〜3人の外国人が並んでいました。ブラジルとは昼と夜が逆ですからね。
<人待ち顔の電話ボックス>
外つ国と
声を交わせし
ボックスも
今は静かに
夜を楽しむ
外つ国と
声を交わせし
ボックスも
今は静かに
夜を楽しむ
所々に池のふちへと降りていく階段があります。
街路灯から離れて足元が暗くなり、そして魚のはねる音、カエルの鳴き声が良く聞こえるようになります。でも危ないから、今はやめましょう。
そういえば、猛烈な声のウシガエルが鳴いていません。
3.集会所近くの花壇
歩き始めて2/3周したあたりに地域の集会所があります。ここは夜には空っぽで、いつもは暗い終夜灯がついているだけなのですが、今日は珍しく中に人がいて、テレビの音が聞こえます。
その周りは花壇になっていますが、ユリがそれに聞き耳を立てています。やっぱり雨かどうか不安なのでしょうね。
<聞き耳を立てる>
虫達に
明日にはきっと
来てほしい
天気予報に
聞き耳立てる
虫達に
明日にはきっと
来てほしい
天気予報に
聞き耳立てる
日々草も、街路灯に照らされて 健気に咲いています。
その上にブランと垂れ下がったノウゼンカズラの花が不満を言っています。
街路灯の透過光では鮮やかな色になるのに、ややそれたところでは鈍い肉色。
<ノウゼンカズラの不満>
街路灯
動いてほしい
一晩中
色変わらずは
不公平なり
街路灯
動いてほしい
一晩中
色変わらずは
不公平なり
そしてまたユリ。
これは隣家の明るい防犯灯でつやつやと輝いています。
<夜の私に惚れないで>
艶やかな
夜の私に
惚れないで
朝日を浴びる
ピュアさ慕って
艶やかな
夜の私に
惚れないで
朝日を浴びる
ピュアさ慕って
4.散歩の終わり
さあトーテムポールの入口に戻ってきました。
おや小さく人が・・・ 彼も私と同じく真夜中の散歩を楽しもうとしているのでしょうか。
楽しんだので 家へ帰ります。
信号は頑張っていますが、もう車は通っていません。
暑くてとてもじゃないけれど日中は歩いていられませんよね。
9月に入ってようやく涼しさが感じられるようになったかしら?
でも夜道のウォーキングは気をつけてね。 ピエロ
夜道はやっぱり危険ですよね。
この公園は、樹々の向こうに4方向中2方向が民家、1方向が小学校と駐車場だが交番が近く、一方がやや交通量のある道路に面しています。
そして、この時も歩いている間に2組の散歩者と出会いました。
安全とは思いますが、出来るだけ注意を払います。