書道、剣道

わが家の次男は小学一年生から、大学時代4年間を除いてずーーっと書道をしている。
漢字がずらっと並んだものを書いている。
そして、中学からは剣道も稽古している。

この間、私は彼に頼まれて、竹刀を入れる袋を作ってあげた。
その袋というのが、グレーの無地のウールの生地に、彼が毛筆の腕を振るって、なにやら文字を書いて、それを彼の要望どおりに縫ったのだ。
私は、文字を見て、どう言う意味よって聞いたんだけど、
一言「知らん！！」。
この辺が彼の残念なところなんだなあ。
習字の稽古のときに必ず文章の意味を理解してから文字を書けば、もっと自分のためになるのになあと思うのだけど。
もっと好奇心を持てよって言ってるんだけどなあ。

彼は、その袋が猛烈に気に入ってしまい、出来上がった夜は枕もとに置いて眠ってた。
剣道仲間に相当自慢したみたい。
いまはやりの言葉だと、
親子のコラボレーションだね。

そして、そのグレーの残った布で、私に弓を包む弓巻きを作れば～～って言っている。
俺が文字を書いてあげるから、
書く文字を考えて、布を裁断しておいてと、
そこまで言っている。

すでに私には必要なだけの弓巻きは持っているんだけど、折角そう言っているので、
書いてもらう文字はもう決まってるから、
今日はこれから、生地を裁断して、準備を整えておくつもり。