寓居日記

毎日、何かが起きます。
どう思うか、
何を考えたか。
しっかりと自分を見つめて書いていきます。

2004-06-15 10:41:00 | 日記
粗大ゴミを処分することになり、
わが家の裏にある実家の倉庫に置いてある不要品を、車に積み込むことになった。
実家の持ち物も処分することになっていたので、母もやってきた。

トラックに荷物を積み込むときの母の元気さ、
これはもう私などよりも元気な様子。
トラックが行った後の倉庫のかたづけも、
動く、動く。
私のほうが、ぼさっと立っているくらいだ。

母は口では、
「私も、もう歳だし、体力もなくなってきた」
などと弱気なことをしょっちゅう言っている。
私などはその類の弱音や、後ろ向きな考え方を聞かされるのが、億劫であまり実家へも行かない。徒歩、3分なのに。
ちょっとした罪悪感。

母は、昔のようには体が動かないということで(そりゃそうだよね)。
それを欲張りな母は、前記の愚痴となるわけだ。

母は、歳相応には健康で、それなりにお金もあり、連れ合いにも恵まれ、時間もあり、
しあわせものだと、私は思ってるんだけど、
そのことを、ちっとも自覚しないで、不平、不満ばかりを口にしている。
母にないのは、唯一精神の自立かな。

彼女が言うほど弱ったわけではないんだと、
安心した。
まだ、まだ元気だということが分かった。
よかった!!!

コメント
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