わかってます

朝、起きてトイレへ行ったら、
あらま、床が水浸しではありませんか。
あ～～、
間に合わなかったか！

ぶちぶち言ってもしょうがない。
小さく切ってあるタオルを濡らして、
ゴム手袋をして、
床掃除。

その間、
私は、おしっこ我慢。

洗濯機のそばには、
汚した下着。

あれこれ言ったとしても、
どうなるものではない。
プライドを傷つけるだけ。
良いことは一つもない。

大でないことを幸いとしなきゃ。

でも、いらつく。
平然とした顔で、
ず～～～～っと寝てる。そして、その後、
飯はまだかとテーブルの前に座り込んでる。

この程度のことにイラついてどうするのだ。
と思う。

分かってます。
どうしようもない。
年齢が、そうさせていることを。
そして、
私もきっと、こんな風になるんだということも。
分かってます。

爆発しそうになった。
そこから離れた。