監視人

昨夜は、父の付き添いでした。

午後１時半から、今朝の９時くらいまで。
新たな治療を受けると、なかなか落ち着いてくれなくて、
監視が必要なのです。
夜になると、元気が出てきてしまいます。

看護師さんたちの説得には、とてもいいお返事をする。
「はい」と。
しかし、彼らの姿が無くなると、
そんな説得は、頭の中から消えて、
やっては絶対にいけないことをやってしまう。

少しばかり、拘束をしています。
マジックテープで、止めていて、
空いている手でそれを剥がそうとします。
こっそりやろうとしても、パリパリと音がして、
すぐわかります。

その拘束してあるベルトの下には、
傷がついていて、
そこをいじられると大変困るわけなのです。

前回よりは、ずっと静かなのですが、
それでもやはり、監視は必要です。

今夜は、いまのところ病院からの連絡はありません。
不要なのだといいのだけども。