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『レイプなどの性的暴行を受けた者に対して、第三者が、性被害の苦痛を思い出させるような言葉を投げたり、被害を受けた原因の一端が被害者自身にもあったというような中傷めいた発言をしたりして、精神的な苦痛を与えること。』
をセカンドレイプと呼ぶ。当たり前だがあくまでも精神的苦痛の二次被害であり、"レイプ"ではない。つまり、"レイプ"された時と同等の精神的苦痛を受けるということだ。
このように言葉の持つ意味を曖昧且つ頻繁に使われる"レイプ"という言葉が日本の司法判断に影響を与えつつあるのではないかと懸念している。
強姦、準強姦を強制性交等罪と呼ぶが、これが"レイプ"である。一方で同意のない、望まない性交は性暴力とは言うものの"レイプ"ではない。痴漢は強制猥褻であり、これを"レイプ"とは呼ばないのに近い。
伊藤氏は当初準強姦を訴えており、レイプドラックの立証が出来ず不起訴となると民事に切り替えて望まない性交で勝訴している。
この司法判断が示しているのは「山口氏はレイプしていないが、伊藤氏の望まない性行為はあった」ということであろう。
したがって、自らをレイプ被害者とし、はすみ氏等を提訴している行為は他ならぬ山口氏への名誉毀損を継続しているに等しいのである。
本来セカンドレイプはレイプ被害に遭われた被害者に対する二次被害を防ぐ為の言葉であり、伊藤詩織氏がはすみとしこ氏等に起こした法的措置はこれを利用した攻撃に過ぎないのだ。
更に周到なのは中傷とセカンドレイプを別けていることである。つまり、伊藤氏に対する賛同以外すべてを受けつけないということである。
はすみ氏が習近平の様と揶揄していたが、まさに全体主義、独裁者の振る舞いに近く伊藤氏に感じる違和感は"レイプ"を武器としているところであろう。
プロレスラーの花さんへの誹謗中傷を利用した時点でそれは確定した。
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