
例えば甚だ不敬で恐縮するが、競走馬の世界はサラブレッドと呼ばれる競走用に品種改良された軽種馬はサラブレッドと呼ばれ、その中でもずば抜けて早い馬は種馬となりその血統が重宝される。
言わば血統の中の血統であり、速さに優れた血統が守られていく。
では日本の皇室は何の血統であるのか?
あの徳川幕府の血統でさえ250年、更に続く2677年と比較にならない神話にもなる程の長さ、伝統は世界でも類の無い永さの血統である。
何故日本人は永さの血統を大切に守って来たのか?
あの徳川でさえ250年も続いた権力者だが、皇室の権威によって認められたからこそ長く続いたのである。この様に日本人はこの自然災害の多発する決して住みやすいとは言えない日本列島で少しでも長く生き、子孫を残そうとし、どうしょうもない自然災害は神に祈ることで気を紛らせてきたのだろう。
その代表者、代理者が皇室の天皇であり、日本の民の為に成り代わってただそれだけを神に祈ってこられた。従って日本人は自分や家族、一族が少しでも長く続く為にその代表者の繁栄を願った。
それが天皇陛下万歳の掛け声である。つまり、この掛け声は皇室の繁栄と自分の繁栄を祈るものであった訳だ。この関係を國體と呼び、皇室はそれに応えるために国民の安寧を祈り続けてきたわけである。更に皇室はその役目を未来永劫果たす為の知恵として皇室の天皇の血統を護り、またその努力を果たされてこられたのだ。
これを知って差別や男尊女卑などと口にするものはその時点で日本人ではない日本に住むだけの人となるのだ。
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