NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

沖縄旅行~2日目~

2009-11-23 20:53:54 | 
沖縄旅行2日目。

この日はバスツアーで南の古戦場跡を周ることになっています。
9時にバス会社の人にホテルに迎えに来てもらい、いざ出発。
途中県庁前を通った時に送迎の運転手さんに、
「この県庁の建物、随分と大きいですね」
と話しかけると、
「そうなんですよー。なんたって、黒川紀章設計ですからね!」
とのこと。
黒川紀章設計だとは知らなかった。。

バスターミナルについて、料金等を支払って出発。
ガイド、昼ごはん付きで4,800円はリーズナブルなのかな。
一番最初に向かった先は豊見城市にある旧海軍司令部壕。
ここは太平洋戦争時の旧日本軍司令部壕で、司令官室や作戦室の他、実際に司令官達が自決した時の手榴弾の痕が残っていたりと、当時の沖縄の戦争の激しさを物語る部分も生々しく残されていました。
壕の周りは追悼碑も建っており、展望台からは那覇空港に着陸する飛行機も見えました。

続いて向かったのが、自分が沖縄で一番行きたかったひめゆりの塔(写真)。
看護要員として陸軍病院に配属され、その後戦争に巻き込まれて亡くなった学徒隊を祀るこの碑は、実際に多くの方が命を失った壕の上に建てられており、亡くなった方の名前も彫られています。
敷地内の平和資料館には遺品や、学徒隊の生活、そして亡くなった学徒隊全員の写真が飾られており、言葉を失うほどの衝撃を受けました。
正直、戦争の悲惨さをこんな所で語るのもおこがましいと感じるぐらい、戦争の無益さ・悲惨さを思い知りました。
補習所の友人が、
「あそこに行くと自然に涙が出るよ」
と話していたのもあながち嘘ではないなぁと実感。
沖縄に来たら是非とも行くべきところだと思います。

昼食はひめゆりの塔の敷地前にある優美堂というお土産屋兼レストランでお弁当を食べました。
ゴーヤーチャンプルーや沖縄そば等、沖縄の定番料理を早々と平らげ、再びひめゆりの塔周辺を散策しました。
ちなみにこの優美堂には、菊池雄星が修学旅行に来た時の写真が飾られてありました。

続いて向かった先は平和祈念公園。
沖縄戦で亡くなった方を祀っているこの公園は、物凄く広大です。
戦争で亡くなった方の名前が彫られた碑がたくさん並んでいて、その数の多さに圧倒されます。
昨日実家に帰った時に父から聞いたのですが、
なんとこの碑の中に祖父の弟の名前があるとのこと。
沖縄に行く前に教えて欲しかったー!

そしてツアー最後に向かったのはおきなわワールド文化王国・玉泉洞。
約1キロの鍾乳洞は凄いスケールだったし、ハブ酒製造所のハブが漬けられてる様子や、ハブ動物公園で多くの蛇を見たりと、普段あまり体験できないことを体験できました。
沖縄らしい古民家もたくさんあったし、映画「カムイ外伝」のロケ地もあったりと、見どころも満載です。

バスで那覇市内に戻って解散した後、僕が向かったのは初日に行きそびれた世界遺産玉陵(たまうどぅん)。
琉球王国代々の王族の墓で、僕が行った時はなんと僕一人でした。
なんとも静かにのびのびと世界遺産を鑑賞出来てラッキーでした。
近くにもう一つ世界遺産識名園もあったのですが、体力的にきつかったので今回は諦めることに。

夕方ホテルに戻って少し休んだ後、沖縄に何度か来たことのある妹に教えて貰った“ゆうなんぎい”で夕飯を食べました。
沖縄ビールの代名詞オリオンビールを飲みながら、ラフテー(豚の角煮)やジーマミ豆腐、イナムドゥチ(豚汁)等の沖縄料理を堪能。
本当は泡盛も挑戦したかったんだけど、酒が弱い自分はオリオンビールだけでフラフラになってしまい、今回の旅では一滴も泡盛を飲みませんでした(お土産として一本買ったけど)。
その後、生島唄を観られる居酒屋に移動。
通された席がなんと舞台のどまん前!
シークヮーサージュースと島らっきょうを食べているうちに舞台は始まったのですが、男性1人と若い女性3人のグループで、みんな本当によく声が出ていて感心。
自然と手拍子も出してしまいます。
そしてなんと恐れていたことが!!
いきなりMCで、
「そこの一人で来てる兄さん、ちょっと前に来て踊ってくださいよ」
と半ば強制的に舞台に促され、他に遊びに来ていた男の子達と帽子を被って踊らされたのでありました。
ちょっと酒入ってたから勢いで踊ったんですが、
こういう所は一人で行くのは厳しいですね。
最後は翌々日結婚を控えている娘さんとその両親のために皆で歌って、終了。
なんとも楽しい?一晩となりました。

沖縄って本当に楽しいところだと実感の充実した一日でした

今日一番聴いた曲:We were't born to follow/BON JOVI

沖縄旅行~1日目~

2009-11-23 10:12:16 | 
休日に限って早く目が覚めるんですよねー。
どうせなら昼過ぎまで寝ていたい…。

沖縄旅行一日目について書いていきます。
と言ってもほとんど移動だけで終わり、昨日の日記で完結しているのですが

お昼頃那覇空港に到着した僕は、空腹を覚えていたため早速空港内のレストランで沖縄そばを食べました。
豚の角煮ぽいものが入っていて美味しい
これから食べる沖縄料理に期待が膨らみます。

空港内を散策した後、沖縄モノレールの“ゆいレール”に乗って那覇市内へ。
今回の旅は一人旅なので、基本的に徒歩か電車移動が中心です。
このゆいレールは2両編成のかわいい電車で、那覇空港と首里の間15駅を約25分(しかも片道290円、安い!)で結ぶ便利な電車です。
僕は首里城入場料が割引になる特典も付いた一日乗車券(600円)を購入。
ゆいレールは本当にのんびりと那覇市内を走っていて、駅到着のアナウンス音が沖縄民謡ぽい、耳に心地いい音楽だったのが印象に残っています。
また、僕は先頭車両の一番前の席によく座っていたのですが、ゆいレールはワンマン運転のため、駅に到着するごとに運転士が車掌の役割もはたしていて大変そうでした。

那覇空港駅から終点首里に到着。
首里駅から首里城公園まで徒歩で約15分。
駅を降りたら、
「兄ちゃん、首里城行くんだろ。うんと遠いから乗ってき!」
と話を掛けてくるタクシーの運ちゃんをかわし、徒歩で首里城に到着。
有名な守礼門や世界遺産の園比屋武御嶽石門等を通って、ようやく首里城正殿に到着です。
首里城正殿!
写真を見ても分かるように、改修工事中でちょっと残念だったけど、沖縄に来たことを改めて実感です。
自分、ミラノに行った時も、町のシンボルの大聖堂が改修工事中だったので、たまについてないこともあります。。
城の中は沖縄の歴史に関する博物館になっていて、尚氏の生活や玉座、執務室等を見ることができ、歴史好きとしては大変興味深く見ることができました。
また、首里城公園内にある物見台から見た那覇市内の様子も本当に綺麗でした。

首里城公園を後にして、途中龍潭という有名な池(白鳥ぽい鳥や亀がいました)を通って、首里駅へ。
首里駅から那覇のメインストリートの国際通りのある牧志駅に到着後、国際通りを散策。
この国際通りは、とにかくお土産屋さんと琉球料理屋が多いです。
また修学旅行生を始め、観光客も多く、いつも賑わっていました。
僕はこの国際通りのど真ん中にあるJALシティ那覇に泊まったのですが、国際通りの真ん中にあるだけあって、移動は便利でしたし、部屋も綺麗で快適でした。
そんなに高くないし、おススメのホテルだと思います
チェックインして、国際通り中にある市場中央通りで買ったサーターアンダギー(沖縄風ドーナツ、1個50円は安い!)を部屋で食べ、ちょっと休んでから夕飯を食べに再び国際通りへ。
ここで気付いたことは、先日書いた通り、咳ゴホゴホ状態で沖縄入りしたのにいつしか咳が治まっていたこと。
沖縄パワーに感謝です

夕飯は平和通りにある花笠食堂で名物料理フーチャンプルーを食べました。
フーチャンプルーは、おふと野菜を炒めたものでかなりの美味でした。
フーチャンプルー頼んだだけなのに、ご飯、沖縄そば、小鉢、ぜんざいまで付いて800円とは安い、安すぎる!
沖縄は物価まで安く感じるから不思議です。
また、この花笠食堂に向かう途中、地図と睨めっこしていた自分に、そばで八百屋を営んでいたおばあさんが、
「兄ちゃん、どこ行きたいの?」
と聞いてきたので、
「花笠食堂です」
と答えたら、
「すぐそこの平和通りをまっすぐ行ってすぐだよ×2」
と沖縄語まじりで2回も教えてくれました。
しかも感謝の言葉を述べると、投げキスまでする親切さ
沖縄の人は心が温かいとよく言うけど、本当ですね

夕食後は国際通りをぶらっとして、無駄にゆいレールでおもろまち駅に隣接している免税店DFSギャラリア那覇まで行って(何も買わなかったけど)、1日目は終了です。
風邪気味だったので、ホテルに戻ってからは木曜ドラマ(『ROMES』、『交渉人2』、『不毛地帯』)を布団にくるまってばっちり観てから就寝。
長い1日でした。

2日目はもっともりだくさんなので、頑張って投稿しようと思います。