藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」  ワクワクしたいが何も無い

2013-10-20 22:15:40 | 社会・経済

 子供の頃「木下大サーカス」を見た。 ワクワクした。 しかし近頃「ワキワク」する事がない。 「木下大サーカス」も近頃広島に姿を似せない。 

 やって来れば、孫を連れて見に行っても良いと思うが、来なければ行く事も出来ない。 

 少しだけ「ワクワク」しているのが、小泉純一郎の言動である。 規制緩和で、原発の規制まで緩和した張本人が「原発廃止」論を展開し始めた。 どうもこの方、単純人間らしい。 悪かった事は素直に訂正し、持論を変更する事に何ら拘らない。 「自民党をぶっ壊す。」と言って天下を取った。 しかし自民党をぶっ壊しはしなかった。 むしろその後の自民党の復活の下地を作ってしまった。 一時的には政権を失ったが、如何にすれば国民の気持ちを掴めるかを、党員に叩き込んだ事は確かである。 

 民主党に比べて、行動が早い。 総理大臣のすげ替えなんかいとも簡単にやってしまう。

 共産党まで煙に巻いている。 大阪橋下市長や、石原慎太郎とは一味も二味も違うようである。 おそらく総理時代に十分の原発の資料を手にしていたのであろう。

 原発の検査機関の縮小や、強度検査機関建屋の廃止など平気でやったが、そのような組織や、施設が何ら役立たない事を知っていたに違いない。

 其処が他の政治家との違いであるように感じる。 郵政民営化についても、失敗は失敗として認識しているようである。 国会で修正案が審議されても何ら発言しなかった。 

 今回は、自民党の原子力村に群がる政治家の、体毛をさかなですることを平気で行っている。

 共産党の執行部とも平気で意見交換してしまう。

 年末に向かいなんだか政治の世界が「ワクワク」してきた。

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深山 霞の「霞的心」  低気圧の接近

2013-10-20 03:40:04 | 社会・経済

 午前四時四十五分、目覚めると頭痛、両椀の痛み、軽い息切れ。 明らかに低気圧の接近を予測させる状態であった。 

 それでも奥様と早朝の散歩に出かけた。 肺機能の維持にはどうも散歩が一番良いと気付いたからである。 「石綿肺」に病院はなんら治療方法を持ち合わせていない。 重篤かすると「労災認定」して、酸素ボンベが支給されるくらいの事である。 後は野と慣れ山となれ。 糜爛性胸膜炎や、胸水症、肺がん、中皮腫を待つのみである。 

 早朝散歩をすると、約7500歩くらいである。 朝食の支度や、少しの掃除、奥様の弁当作り、屋根の修理・・・・・・。

Photo 大体に午後三時頃に、10000歩を超える。

当初20000歩を目標にしていたが、医師から止められた。 筋肉中の酸素不足が発生し余計に上半身の筋肉痛が酷くなるので、10000歩を超えないように注意されたが、結局寝床に付いて見ると、16000歩は歩いている。

 人間案外に家の中でも歩いているようである。 

 歩く事に気をつかい始めて気付いたのは、体重はあまり変化しない。 始めた当初は確かに減った。 しかし、三ヵ月後からはあまり変わらない。 ただ三年前に着れなくなったズボンがはけるようになった。 胴回りが15cm小さくなり、太ももが目に見えて太くなった。 しかし、坂道は愛も変わらず息切れがして、普通の人の半分も早く歩けない。 そんな状態でも「労災」の認定にはならない。 「中皮腫」の発祥など、重篤かしないと認められないのである。 

 宙ぶらりんの病人は生活の手段を失い路頭に迷う。 まして、「石綿肺」の診断能力を持った医師が余りにも少なく、病人は病院を転々とし、家庭崩壊を招くケースが多い。 それを防ぐ為、気力で仕事をがんばった人間はある日突然、総合病院の肺の専門家から、突然に余命を告げられる。 重篤の肺がんや、中皮腫の発祥である。

 昨年友人を中皮腫で二人なくした。 今年は一人であるが、今一人福山で入院したとの便りが届いた。

 いよいよ私の番が来そうである。 身辺整理がして在る私には思い残す事は何も無いが、いま少し古代遺跡を見ておきたかったと思う。 来春体力があれば、奥様の定年退職を待って、奈良の町の隅から隅まで見て回る準備をしている。

一夜明けた今朝は雨である。 天気予報より良く当たるようになってきた。

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