藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

一人暮らしを支えるには(6)

2020-10-19 05:04:25 | 日記・エッセイ・コラム

 今日も買い出しから帰りかけると、団地の一人住まいの方がリュックサックを背負って長い上り坂を帰っていた。 以前、「車に乗りませんか」と、声をかけたことがあるが、遠慮して断られた。 一度断られると、再び声を掛けにくくなる。 バス停から標高差200m、団地の道は五度曲がって登っている。 直線距離はたいした事はないが、曲がりくねって歩く距離は、五倍位になるだろうか。 二十分間の格闘である。 歩ける間はよいが、それが出来なくなると、宅配に頼った生活になる。 誘い合わせて買い物されるなら、タクシーという手もあるが、どうもそれは嫌だそうだ。 生活の一部が丸見えになるからだ。 いずれ私も同じ穴の狢となる身なのだが・・・。 外の社会と接するのが、買い物だけ・・・・・、これもまた問題ではある。 解決策はなかなか見つからない。

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