私の妻「あかね」は、小学生時代を中国山地の田舎で育ち、夏休みは毎日川遊びをしていたそううです。そのため、中耳炎に罹り、しかし田舎には専門医が居らず、左耳の聴力を失っています。今日その左耳の聴力を取り戻す為、広島県立病院で診察を受け、二月中旬に手術を受ける事となりました。その県立病院は、立て替えられて、十年程になると思いますが、使われている建材は、アスベスト規制前のもので、建てられています。床はPタイル、それも耐摩耗性の高いタイプで、アスベスト含有率が高いものです。また、長尺シートと呼ばれる床材もまた、アスベスト含有率の高いもので、仕上げられていました。てんじょうは、ミネラートンキューブと呼ばれる、これまた40パーセントを超えるアスベストが含まれた品物で、吸音性と耐火性能にすぐれ、また、デザイン性に優れている物です。壁も防炎クロスと耐火化粧ボード、これらも当然アスベストを含んでいます。天井、壁、床と、四方が全てアスベスト含有建材に囲まれていました。これらのアスベストが、何時の日にか飛散し、人体に蓄積され日本がアスベストによって、莫大な人的被害をもたらす事は、間違いありません。アスベストの特徴がこのところ研究され、国内外の大学から色々報告され始めました。国際的にもアスベスト問題は、日増しに深刻化しているようです。その報告の中にアスベストの体内移動が近年学会の中で、報告され始めています。アスベストは、肺や大腸から体内に取り込まれ、また、外皮からも直接侵入し、リンパ腺や、血液に乗り、体中の膜組織に定着するという説が有力に成ってきたようです。脳膜、胸膜、横隔膜、腹膜等々どうも其処が終着点のようです。終着点でいたずらをはじめ、ビラン性炎症を引き起こしたり、癌化したりその作用は多岐にわたるようです。鳥取大学の研究チームは、アスベストの為に、特殊なホルモン異常が発生し、精神的疾患をも引き起こす可能性が存在する事を突き止めたようです。元来考えられなかった、アスベストの疾患の範囲が、より広い範囲で検討されるべきだと、警鐘を鳴らしています。
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