夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

梨の花

2024年04月21日 | 短歌
小さな公園に真白い花がそよいでいる。
近づくと梨の花とプレートがあり、和歌が添えられていた。



露霜の寒き夕べの秋風にもみじにけりも妻なしの木は  作者未詳
(露霜の降りる寒い夕べ、秋風に吹かれて
(妻)梨の木は色づいたことだなあ)
万葉の頃のこの歌は、寒いはかない景の中に、秋風の吹く晩秋の景観を
歌ったもの。梨の葉をみて単に「梨」とは言わないで
同じ音の「無し」を連想し今自分が無くしている大切なものを
思い「妻無し」と詠った。
旅などに出て妻と離れている状態にあったからだ。

アイリス
    
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町内会のお花見

2024年04月12日 | 短歌
 

町内会での桜祭り
◎ 大太鼓 小太鼓の音華やかに花見のイベント老いも若きも   夕庵

◎ 鴨鍋やお茶の接待浮けながら町内会の楽しお花見       夕庵

オダマキ
 



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乙女椿とペーパーホワイト

2024年03月24日 | 短歌

手を添えば人恋そめし羞じらいを
       思い出させる乙女椿は  夕庵



保育所の裏に咲いていたペ-パーホワイト(水仙)
誰も目に止めない隅っこで、静かにひっそりと、
あまりの白さにシャッターを切った!!





これは民家の庭に見つけた
見事な馬酔木

ラッパ水仙

葉ボタン  
シュロ
  

ぬいぐるみの犬にも飽きた~無関心なルイ

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白梅

2024年02月08日 | 短歌
◎ わが庭に梅の花散るひさかたの
   天(あめ)より雪の流れくるかも
                 大伴旅人
(意)  私の家の庭には白い梅の花が舞っている
         ああ 天から雪が流れてきたようだな~



公園の白梅がちらほら咲き出した
あたかもこの歌のように高い空から雪のように白梅が舞っていた。





散歩中の可愛い置物

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