立ち去り難い思いだったがそろりと階段をおりて山をくだると、吉田神社に着いた。途中菓祖神社もありさすが京都だと思わせる。朱塗りの鳥居が吉田神社だ。ここでも節分の準備だろうか、関係者の人たちが忙しそうだ。神殿はいつもは閉じられているのだが、今日は運よく開いていた。写真を撮るようにと勧められる。
ここを終点としても今日はよく歩いたものだ。途中の真如堂で一休みしたのを数えると8か所を訪れたことになる。
万歩計は17000歩
明日は起きられるかな?
立ち去り難い思いだったがそろりと階段をおりて山をくだると、吉田神社に着いた。途中菓祖神社もありさすが京都だと思わせる。朱塗りの鳥居が吉田神社だ。ここでも節分の準備だろうか、関係者の人たちが忙しそうだ。神殿はいつもは閉じられているのだが、今日は運よく開いていた。写真を撮るようにと勧められる。
ここを終点としても今日はよく歩いたものだ。途中の真如堂で一休みしたのを数えると8か所を訪れたことになる。
万歩計は17000歩
明日は起きられるかな?
竹中稲荷社から細い山道を歩く。ときどき間違ってないかな?とぶつぶつ言いながら行くと、「茂庵」の案内板を見つけてほっとする。
ふうふう言いながら上り詰めたそこに突然姿をあらわした古い2階建ての民家。大正末期から昭和にかけて茶人谷川茂太郎が築いた家も今は隠れ家的な古民家カフェである。
階段をあがると広いレトロな雰囲気の空間、窓を見渡すとはるか下に京都の市街地が望める。風の音と鳥のさえずり以外は聞こえない。コップの水に緑の木々が映りこむ。
庭には変わったオブジェがいくつか見られる。しばらくするとお客さんで満席になったが、一人か二人連れが多いようで、おしゃべりも聞こえず本を読んでいる人や珈琲を飲みながら静かな雰囲気を楽しんでいる様子だった。ここなら街の騒音にも惑わされずに考え事や文を綴ることも出来そうな、文人が好んでさびれた宿にこもって小説を書いたのも頷けそうないつかまたいつか来たい場所である。
法然院からぶらぶら歩いて竹中稲荷社へ。ここは桜が美しく吉田神社の境内にある。
こんな場所にも外国の人の姿が見える。写真を撮りたいのになかなか立ち退かない。日本人ならもっと譲り合うのにな~と小さいことながら文化の違いを見る思いだった。さあ、ここから吉田山の山頂を目指すなだらかな山道だがこれが思ったより辛い。ぐっと腰に応える。