夕庵にて

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ときどき写真と短歌を

『桜の下にて春死なむ』

2021年03月21日 | 
書店で思わず題名に魅かれて手にした1冊。

『桜の下にて春死なむ』北森 鴻 著 講談社文庫

願わくは桜の下にて春死なむその如月の望月のころ 西行

西行が愛した吉野山の桜  netより拝借




三軒茶屋の路地裏にたたずむビアーバー「香奈里屋」(カナリヤ)
この店には今夜も大切な思いを胸に秘めた人々が訪れる。

香奈里屋のマスターは客の持ち込む謎を4種の度数の違うアルコールと作者自身が持つ調理師の腕前を存分に発揮して出される料理の数々。題名の「桜の下にて春死なむ」は無名の孤高の俳人片岡草魚が数奇な運命のもと、望み通りひっそりと人生の幕を引いた1章。
西行と草魚の心境を思う。外6章からなる短編ミステリー
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