霍公鳥(ほととぎす) 来なき響もす 卯の花の
共にや来しと 問はましものを
石上堅魚(いそのかみのかつお)
註:ホトトギスが鳴いて辺りをひびかせている。卯の花と共に来たのかと尋ねたいものだなあ
卯の花は今では正確にはウツギと呼ばれる落葉低木をさしている。彼がホトトギスの声を聞いて卯の花はまだ咲かないかと思うのは梅が咲いて鶯の声を楽しみ、もみじのころに雁を思うのと同じ心のあらわれである。
オオベニウツギ


サラサウツギ


ヒメウツギ


バイカウツギ

ハコネウツギ




今のところこれだけしかお目にかかっていないな~