『一日10分のぜいたく』 双葉文庫 あさのあつこ、いしいしんじ、小川糸、小池真理子、沢木耕太郎、重松清、高田郁、山内マリコ 著
(NHK国際放送が選んだ日本の名作)
ブロ友さんが読んだという記事に触発されて書店へ。丁度6冊の在庫があってさっそく購入した。希望はお気に入りのカフェでお気に入りの席で、人の少ない時間に読みたかったが、近くにはそんな場所はない。ささやかながら一日を無事に過ごしたベッドで目を閉じるまでの10分間の楽しみとなった。短編なのですぐに終わってしまうのが惜しくて、一晩作者一人と決めて読むことにした。
一編が10分で読めてしまうので内容は小さな小さなものがたり。
そのなかで特に印象に残ったのは、高田郁のムシヤシナイ(虫養い)
駅構内で立ち食蕎麦を経営する祖父と心の疲弊に疲れた孫に寡黙によりそう祖父のやさしさいまなざしにほっこりした。
シマトネリコ 美しい小さい葉が規則的に並ぶ
サフランモドキ
今朝のパン