夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

合歓の花と葛の花

2023年07月06日 | 写真
成長の早いネムノキは見上げるほどに大きくなっていた。
夜になると自然と葉を閉じることから、
ねむりのきからネムノキになったそうだ。





花言葉・・「歓喜」「むねのときめき」 
~  ~  ~  ~  ~ 

繊細なネムノキに比べると野性的な葛の花
葛の花で思いだす名歌は釈迢空の歌
「葛の花踏みしだかれて色あたらし。この山道を行きし人あり」
(葛の花がひっそりと人影もない島の山道に
踏みにじられて鮮やかな色を見せている。
ああ、この山道を私より先に歩いた人がいるのだろう)

炎天下でも一晩に10メートルも何処までも蔓を伸ばして
大木を覆ってしまう強靱な葛の花
花言葉・・「芯の強さ」「快活」

葛粉は葛根湯の原料となるし、
吉野葛としてお菓子に利用されている
貴重な植物だそうだ。

コメント (7)
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