成長の早いネムノキは見上げるほどに大きくなっていた。
夜になると自然と葉を閉じることから、
ねむりのきからネムノキになったそうだ。



花言葉・・「歓喜」「むねのときめき」
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繊細なネムノキに比べると野性的な葛の花
葛の花で思いだす名歌は釈迢空の歌
「葛の花踏みしだかれて色あたらし。この山道を行きし人あり」
(葛の花がひっそりと人影もない島の山道に
踏みにじられて鮮やかな色を見せている。
ああ、この山道を私より先に歩いた人がいるのだろう)
炎天下でも一晩に10メートルも何処までも蔓を伸ばして
大木を覆ってしまう強靱な葛の花
花言葉・・「芯の強さ」「快活」

葛粉は葛根湯の原料となるし、
吉野葛としてお菓子に利用されている
貴重な植物だそうだ。