左目の手術から１週間目の検診に行く。両目とも眼圧も正常、目薬は忘れずに挿すように。今日から洗顔も洗髪もＯＫとの許可が下りほっとした。さあ今夜はゆるりと風呂場で時間を費やそう。
ファインステップ（体操教室）ではさすがに高齢者が多くて、白内障のことではいろいろなアドバイスを受けてきたが、半年もすれば霧がかかったような白い幕が下りることもあるので、その時は受診してレーザーで治療するようにと怖いことを言われた。二人に一人はそのような経験をするらしい。だから済んだと思ってゆだんは禁物。みなさん手術が済んでも度々眼科を受診するようになるらしい。
今日はファインステップに参加して久しぶりに体を動かした。丁度今月がお誕生日なので皆さんから‘Happy Birthday`でお祝いしていただいたが、年々月日のたつのが早く感じられる。これからの日々ゆっくりと悔いのない生活を心がけるつもり。
秋の空に見上げるほどの嵩枝に皇帝ダリヤがゆれていた。
しばらく外歩きを控えているうちに、季節はどんどんすぎていく。昨日夕方近くを散歩したが思うように目が見えなかったので、今朝朝日を浴びながらちょこっと散歩に出た。あれ！いつのまにこんなに紅葉したのかと思うほど一変した景色。
いましばらく手術後の視力が安定するまで我慢しなくては～
ただ近くはメガネなしでも充分見られるようになったが、遠視の気があるので遠くははっきりしない。
いよいよ２回目左目
の手術日。２泊３日。前回同様瞳孔を開く目薬を１０分おきに９回さして準備。体温、血圧をはかりいよいよ手術室へ。前回は目を３回洗浄するのがすこし痛かったので、その旨伝えると看護士さんがすこし多めに麻酔と痛み止めの目薬をさしてくれた。「私がついているから大丈夫！」と励まされベッドへ。施術中はきれいな色、ブルーやピンク、白の模様が現れ、まるで万華鏡を見ているようで、難なく終了した。２０分ほどだったろうか・・・
大きな眼帯をして２時間ほど安静。目の痛みもなくほっとした。その夜は熟睡し
目覚めも爽快だった。最近は日帰り手術もあるそうだが、ここ総合医療センターでは万全の管理の下でアフターケアーもしっかりしているので高齢者には安心であった。手術中は点滴、血流計、心電図、血圧を測りながらであった。
医師の許可がおりるまで両目で一日２４回目薬をさす。
（殺菌、化膿止めなど）
ぐりぐりと目の玉三回洗浄し白内障手術のメスの入れらる teto
色彩の鮮やかな形つぎつぎに現れ消えるをぼうと見つめて teto
わが裡に人工レンズの入れられて徐々に体に同化してゆく teto
眼帯をはずせば一瞬くきやかに時計のチェーンはダイヤと輝く teto
明朝の検診で結果良好とのことでたくさんの目薬のお土産をもらって無罪放免となった。やれやれ～
片目で歩くといつもの道も景色は焦点がはっきりせず人の形こそすれ、遠視の気があるから顔は定かではない。当然今までの遠近両用のメガネは役に立たず裸眼で歩いているが、転ばないように注意が必要だ。でも黄色い花は目に飛び込んでくる。今日はツワブキ、トランペット、ブタクサ。気をつけなくてはいけないのがこのブタクサ、アレルギーの元凶らしい。
午後から秋晴れの中、駅まで足を延ばし、公園の紅葉の様子を見に行くが、やはり今年は遅い。
さあ明日からまた左目の手術のため入院、慣れたと言えやはり不安だけど、頑う張ろ！！
乗鞍岳（のりくら）の畳平より見る雲海 神秘の極限に言葉も出でず teto
今回の旅で一番強烈な記憶の一頁となった景色。さすが信仰の山である。
ガイドさんによればあくる日は初冠雪があり、霧で観光は出来なかったとか、一日違いでとてもラッキーな日だった。
