夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

奥蓼科への旅

2021年11月02日 | 旅行
コロナの事態宣言解除を待って3年超しの念願の蓼科の御射鹿池(みしゃかいけを訪れた。東山魁夷の「緑響く」の日本画のモデルとなった場所である。この絵を見たとき深い森の中をゆっくりと歩く白馬の風景がいつまでも心に残っていた。今回は原作の濃淡の群青の靑とは違った黄葉の季節で、落葉松の林を歩く白馬を頭に置いてみたがしっくりしない。やはりあの群青の森でなければ沈黙で静謐な感じは出ない。しかし今は美しい黄葉の時、池には細い木々が池面に映りこんで素晴らしく飽かず眺めていた沈黙の風景。

 




東山魁夷はこの池で何に祈りながらスケッチをしたのだろう



横谷観音展望台
ここは紅葉真っ盛りで夕日に照らされた観音堂や周りの山々の景観は
素晴らしい。










今夜の宿は蓼科パークホテル
ハイキング客を迎えるホテルらしく夕食は囲炉裏会食。ノンアルコールのビールで旅の気分を満喫。温泉の湯量は豊富で足腰の凝りをほぐし、久しぶりの温泉を楽しんだ。

早朝の景
ホテルから見た冠雪の南アルプスと手前の雲海、茅野市の街。






コメント (2)
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