モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ウッドセージ(Wood sage)の花

2008-07-17 07:22:40 | セージ&サルビア
(写真)ウッドセージの花


ウッドセージは、ヨーロッパ南部の森林、荒地、草原などの乾燥したところに自生し
耐寒性がある丈夫な植物だ。

名前にセージがついているが、セージ(アキギリ属)ではない。
ニガクサ属に所属し、近縁にはウオールジャーマンダーがある。

しかし、葉にしても、花にしてもセージらしい。

ウッドセージの花は、
セージ特有の口唇形であるが、良く見ると口の中の筒状が長い。
ミツバチがもぐりこむと自家受粉するが、下唇が役に立っていない感がする。
でも、この下唇が愛嬌があって印象的だ。

オレガノもホップの変わりに使われたが、
ウッドセージもホップの変わりに使われたようで、ピリッとした苦味が特色だ。
ただ、常用は避けたほうが良さそうだ。

(写真)ウッドセージの葉


ウッドセージ(Wood sage)
・シソ科ニガクサ属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Teucrium scorodonia。英名はウッドセージ(Wood sage)、ガーリックセージ(Garlic sage)、ガーリックジャーマンダー(Garlic germander)
・原産地は、ヨーロッパ南西部の乾燥した草原。
・草丈、30cm程度で、葉の縁がチリチリと縮れている緑色の美しい葉
・開花期は7~9月に白色の小花を多数つける。
・日当たりが良く水はけが良い土壌で乾燥気味に育てる。


名前の由来
・属名のTeucrium(テウクリウム)は、トロイの王テウクロスの名前にちなみ、王が利尿・消炎・殺菌作用を発見したという。
・ウオールジャーマンダーと近縁種で、ティーなどでの長期使用は避ける。

コメント