(写真)淡いピンクがかかったムスクマロウの花
マロウ3兄弟、最後に、ムスクマロウの花が咲いた。
最初に咲いたコモンマロウが2mを超える高さまでになり、
赤紫の枯れた花を咲かせている。
マーシュマロウは最盛期ではあるが、蒸し暑さにあえぎつつも白い花を咲かせている。
最後がムスクマロウのはずだが、さて、悩ましいものが咲いてしまった。
ムスクマロウと表示されていたが、葉を見るとどこかおかしい。
ムスクマロウの葉は、深い切れ込みがあるが、
これは、切れ込みがなく、コモンマロウの葉に近い。
ムスクマロウには、6種類の新種があるが、
花の色が“白”系だと“alba(アルバ)”という品種があるが、これともちがう。
葉の形以外は、ムスクマロウの条件を持っているのだが。
わからない。
(写真)ムスクマロウの花と葉
ムスクマロウ(Musk mallow)
・アオイ科ゼニアオイ属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Malva moschata。英名がMusk mallow、和名はジャコウアオイ(麝香葵)
・原産地はヨーロッパ。
・草丈は、60cmぐらいで、コモンマロウよりは小ぶり。
・土壌は肥沃でやや湿り気味にする。
・開花期は7~8月。薄いピンクが入った直径5cmの花が咲く。
・柏のような形をした葉には名前どおりのムスクの香りがする。葉の形はコモンマロウに近い。
・葉は茹でて料理に使える。ビタミンA・B・Cを含む。
(写真)コモンマロウの花と葉
(写真)マシュマロウの花と葉