(写真)リアトリスの花
ノアザミのような赤紫の花が咲く「リアトリス」は、北米東部の草原・なだらかな丘陵などに自生しているという。
100㎝程度の高さで一本立ちしている姿は、“ヤリ(槍)”のようでもあり凛とした美しさがある。これが群生している風景を想像すると見事なことだろう。
ヨーロッパ人が移住する前のアメリカのネイティブは、この植物を毒蛇にかまれた時の毒消しに使っていたというが、今は観賞用の花となっていて夏場の花壇を飾る貴重な花でもある。
茎・葉はユリの様でもあり、和名では“ユリアザミ属”に属する。
ユニークなのは、多くの穂状花序は下から咲き上がるが、花は、頂上から咲き下りてくることだ。
耐寒性・耐暑性に強く丈夫な花なので、花壇の奥に地植えするか鉢植えで育て気分によってレイアウトを変えたりするのに適していそうだ。
(写真)リアトリスの立ち姿
リアトリス(Liatris)
・キク科リアトリス属(ユリアザミ属)の耐寒性がある多年性の球根。
・学名は、Liatris spicata (L.) Willd.1803年。種小名のspicataは、ラテン語で穂状花序spikeを意味する。
・英名はGay Feather 、Blazing-star、和名は、“キリンギク(麒麟菊)”、“ユリアザミ(百合薊)”“ヤリノホ(槍の穂)”。
・原産地はカナダからフロリダまでの北米東部。
・草丈60-100㎝で直立し、茎の上に花穂を出し上から花を咲かせてくる。
・開花期は7-8月。紫紅色或いは白の花を咲かせる。
・日当たりが良い水はけのよい砂混じりの土壌が適している。
・耐暑性、耐寒性に強く丈夫な植物だが、3-4年ごとに掘り起こして植え替えると良い。
・北米のインディアンは毒蛇にかまれた時の薬草として使用。
命名者
Willdenow, Carl Ludwig von (1765-1812)
ドイツの植物学者で植物の地理的分布の初期の研究者。フンボルトの師匠でもあり彼から送られた南米の植物を研究した権威でもある。1801年からはベルリン植物園の園長。
ノアザミのような赤紫の花が咲く「リアトリス」は、北米東部の草原・なだらかな丘陵などに自生しているという。
100㎝程度の高さで一本立ちしている姿は、“ヤリ(槍)”のようでもあり凛とした美しさがある。これが群生している風景を想像すると見事なことだろう。
ヨーロッパ人が移住する前のアメリカのネイティブは、この植物を毒蛇にかまれた時の毒消しに使っていたというが、今は観賞用の花となっていて夏場の花壇を飾る貴重な花でもある。
茎・葉はユリの様でもあり、和名では“ユリアザミ属”に属する。
ユニークなのは、多くの穂状花序は下から咲き上がるが、花は、頂上から咲き下りてくることだ。
耐寒性・耐暑性に強く丈夫な花なので、花壇の奥に地植えするか鉢植えで育て気分によってレイアウトを変えたりするのに適していそうだ。
(写真)リアトリスの立ち姿
リアトリス(Liatris)
・キク科リアトリス属(ユリアザミ属)の耐寒性がある多年性の球根。
・学名は、Liatris spicata (L.) Willd.1803年。種小名のspicataは、ラテン語で穂状花序spikeを意味する。
・英名はGay Feather 、Blazing-star、和名は、“キリンギク(麒麟菊)”、“ユリアザミ(百合薊)”“ヤリノホ(槍の穂)”。
・原産地はカナダからフロリダまでの北米東部。
・草丈60-100㎝で直立し、茎の上に花穂を出し上から花を咲かせてくる。
・開花期は7-8月。紫紅色或いは白の花を咲かせる。
・日当たりが良い水はけのよい砂混じりの土壌が適している。
・耐暑性、耐寒性に強く丈夫な植物だが、3-4年ごとに掘り起こして植え替えると良い。
・北米のインディアンは毒蛇にかまれた時の薬草として使用。
命名者
Willdenow, Carl Ludwig von (1765-1812)
ドイツの植物学者で植物の地理的分布の初期の研究者。フンボルトの師匠でもあり彼から送られた南米の植物を研究した権威でもある。1801年からはベルリン植物園の園長。