(写真) ユーパトリウム・チョコレートの花
「ユーパトリウム・チョコレート」は、葉と茎が赤紫をおびチョコレート色に近づく。その頂上に花穂が伸び白い小花が散るように広がって咲き、大粒のダイヤモンドの光のように輝いている。
このチョコレート色の葉に真っ白な小花が咲くとそのコントラストがとても美しい。
昨日掲載した「ユーパトリウム・コエレスティタム」同様に秋の七草「フジバカマ」の仲間で北アメリカ東部の水辺が原産地だ。
“チョコレート”といわれるように赤紫の葉が特徴で大柄、株間1mは必要だろう。
7月中旬から花穂をつけ、たっぷりと時間をかけて白い小花が咲いた。
耐暑性に強いようだが、直ぐ水切れを起こすので、やはり水辺の植物の性質を引き継いでいるようだ。
根で増えるので地植えの場合は間引くなどしないとあっという間に増殖しそうだ。
日本への帰化は良くわかっていないが、1926年箱根の強羅の雑木林で沢田武太郎氏によって発見されている。戦後は各地に広がりはびこるほど繁殖力が強い。
これに対して、秋の七草の一つ「フジバカマ」は、奈良時代に中国から伝わり水辺で繁殖する大型の植物で秋に赤紫の小花を咲かせるが、いまでは絶滅が危惧される品種のようだ。
(写真) ユーパトリウム・チョコレートの立ち姿
ユーパトリウム・チョコレート(Eupatorium rugosum 'Chocoloate')
・キク科ユーパトリウム属の耐寒性がある多年草。耐暑性も強い。
・学名はEupatorium rugosum ‘Chocolate’(ユーパトリウム・ルゴスム‘チョコレート’)。
・Eupatorium rugosumの英名は、根が蛇のようにくねくね伸びてはびこるので White snakeroot, ミツバの葉に似ているのでWhite sanicle(sanicleはウマノミツバ)とも言われる。
・和名は、その姿どおりに紫葉白花玉咲フジバカマで葉と花の色をしめしている。秋の七草の一つであるフジバカマ(E. japonicum)もこの属に入る。
・原産地は北アメリカ東部。
・草丈1mと大きい。根で殖えるので地植えの場合は株間を取る。
・摘心で丈をつめる。
・葉は対生卵形で先がとがった鋭い鋸のような歯がつく。
・開花期は8~10月。褐色の茎、葉に白い花が咲きコントラストが美しい。
・花後はすぐに花柄を切る。
・冬に地上部が枯れ始めたら、根際まで短く刈り込む。
「ユーパトリウム・チョコレート」は、葉と茎が赤紫をおびチョコレート色に近づく。その頂上に花穂が伸び白い小花が散るように広がって咲き、大粒のダイヤモンドの光のように輝いている。
このチョコレート色の葉に真っ白な小花が咲くとそのコントラストがとても美しい。
昨日掲載した「ユーパトリウム・コエレスティタム」同様に秋の七草「フジバカマ」の仲間で北アメリカ東部の水辺が原産地だ。
“チョコレート”といわれるように赤紫の葉が特徴で大柄、株間1mは必要だろう。
7月中旬から花穂をつけ、たっぷりと時間をかけて白い小花が咲いた。
耐暑性に強いようだが、直ぐ水切れを起こすので、やはり水辺の植物の性質を引き継いでいるようだ。
根で増えるので地植えの場合は間引くなどしないとあっという間に増殖しそうだ。
日本への帰化は良くわかっていないが、1926年箱根の強羅の雑木林で沢田武太郎氏によって発見されている。戦後は各地に広がりはびこるほど繁殖力が強い。
これに対して、秋の七草の一つ「フジバカマ」は、奈良時代に中国から伝わり水辺で繁殖する大型の植物で秋に赤紫の小花を咲かせるが、いまでは絶滅が危惧される品種のようだ。
(写真) ユーパトリウム・チョコレートの立ち姿
ユーパトリウム・チョコレート(Eupatorium rugosum 'Chocoloate')
・キク科ユーパトリウム属の耐寒性がある多年草。耐暑性も強い。
・学名はEupatorium rugosum ‘Chocolate’(ユーパトリウム・ルゴスム‘チョコレート’)。
・Eupatorium rugosumの英名は、根が蛇のようにくねくね伸びてはびこるので White snakeroot, ミツバの葉に似ているのでWhite sanicle(sanicleはウマノミツバ)とも言われる。
・和名は、その姿どおりに紫葉白花玉咲フジバカマで葉と花の色をしめしている。秋の七草の一つであるフジバカマ(E. japonicum)もこの属に入る。
・原産地は北アメリカ東部。
・草丈1mと大きい。根で殖えるので地植えの場合は株間を取る。
・摘心で丈をつめる。
・葉は対生卵形で先がとがった鋭い鋸のような歯がつく。
・開花期は8~10月。褐色の茎、葉に白い花が咲きコントラストが美しい。
・花後はすぐに花柄を切る。
・冬に地上部が枯れ始めたら、根際まで短く刈り込む。