モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

総選挙の視点④: 裁判官を裁く!国民審査

2009-08-26 09:08:42 | ニッポンの政治
「ここまで計画的なのは素人にしては素晴らしい!」
検察・警察を感嘆させているのは酒井法子の逃亡の計画性が明らかになってきてのコメントだが、

「ここまで無計画なのは玄人にしてはどうしょうもない!」というのが相変わらずの麻生首相の発言だ。
『金がないなら結婚するな』という若者への発言には驚いてしまう。社会の存続・継続が何によって成り立っているかいまだにわからないアホ~を通り越したどうしょうもない人間のようだ。

こういうヒトをトップにいただいた組織が崩壊するのはいたし方がないだけでなく、担いだ派閥のボス達には責任を取ってもらいたいものだ。
それぞれの選挙区情報を聞くにつれこの派閥のボス達は選挙区で苦戦しているようなので、投票できない選挙区の人たちの気持ちが乗り移っているようだ。残念ながら比例区で生き残る可能性があるので比例区でも生き残れないようにしたいものだ。
古いサル山のボス達が消えることによって自民党は経験・歴史にこだわらずに再生する可能性が高まるので徹底的に破壊させたい。

という意見にとらわれることもなく,8月30日には投票に行きましょう。
そうすると、こんな疑問にぶち当たる。

エ~、どうしょう??
この投票と同時に、いまだに良くわからない不可解な投票も同時に行う。
そう、 『最高裁判事の国民審査』というものだ。

多くの人は、わからないが故に全員に○をつけたり、気持ち誰かに×を少し入れたり、面倒だから白紙て投票したりしていたのだろう。

いまだに誰一人として国民審査で罷免された判事がいないというから、意味はあるのだろうが死んだ仕組みの一つでもあるようだ。

今朝の新聞に県選挙管理委員会の折込チラシが入り、「最高裁判所裁判官国民審査広報」があったが、大本営発表の意味が良くわからない広報は無いに等しく読んでも投票行動を決める参考にならない。

現段階は、衆議院の改革が論点になっているが、何れ、検察・裁判所が論点になる時期が来そうだ。我々日本国民の安全・安心・財産を守り民主主義の番人が機能しなくなったのでは困る。
警察への盲目的追従をする検察、これを追認する裁判所という構図が誤審裁判の時に明らかになる。そして、誤審に対して検証をしようとしない警察・検察・裁判所がある。

日本テレビ「報道バンキシャ」の誤報に関しては、つい最近にこの番組内で誤報のレビューをやり、どこに問題があったかを報道した。また関係者の処分もあり取材と報道の基本を再確認する行為を行った。

他人・第三者からメスを入れられる前にエリを正すことが大切で、
裁判官・検察・警察は自らの制度とその運用にメスを入れてもらいたい。
そうしないと、自民党のように突然一気に危機に至るだろう。

ということを考えると、今回の国民審査は、読んでも良くわからない広報だけなので、全員に初めて×をつけてみようと思った。
×が多くなると少しは考えるようになるだろう。

追:国民審査に興味が沸いた方は、8月26日朝日新聞「もっと知りたい」コラムを参照してください。

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