暮れに・・牛の像がある神社に行った。
本命は近くの、水の歴史資料館。
立派な展示室に・・
市のイベントでは、よく無料配布されていた「なごやの水」・・
水道事業は・・儲かっているのか??
なんて疑念を抱きつつ、名古屋港の水質に多大な影響を及ぼしている下水について確認。
主な下水網や処理場・・
下水管網は、起伏の多い丘陵地や河川の横断等々・・スゲーと、この地図だけで10分以上見入る(笑)
別施設の、メタウォーター下水道科学館なごやへも寄る。
こちらには、各処理場の処理能力も書かれていた。
ちなみに、下水処理については、東京都下水道局のHPがおすすめです。
特に、処理に活躍している微生物図鑑は、イチオシです。
名古屋市の下水処理水・・2018年度は、4.3億㎥。
同年度の、上水+工業用水による給水量は約3億㎥。
⇒毎度の憶測だけの乱暴な私試算では・・
給水量のうち、下水排水量は約2.7億㎥くらいとすると、1.6億㎥程は雨水の処理水。
名古屋市全域の推定年間降雨量は、およそ5億㎥。
無処理で直接河川に流れるのは2億㎥程か・・?
下水処理された水の河川への排出割合は、各処理場の1日あたりの処理能力を単純に合計すると・・
庄内川38%、天白川25%、その他37%。
この庄内川と天白川は名古屋港の両脇に河口があり、湾奥には流れ込まない。
更に、この2つの2級河川は、名古屋市外からの水を大量に流している。
特に庄内川の流量はけた違いに多く、藤前干潟の土砂を賄っているように感じる・・・
スイマセン・・つらつらと、数字を並べたものの、だから何?の答えはありません。
実は、各所で問題になっている、海水の貧栄養化の原因ですが・・・
・里山の放置・荒れ・枯れ等による有益な栄養素の減少。
・ダムによる河川からの土砂や鉄分の流入量の減少。
このツートップの他に、最近は、「キレイに処理され過ぎた下水」との記述を見たのが今回の混迷の始まりでした。
キレイな水のどこがアカンのだ?
きれいな水には魚は棲まんというけど・・
水族館は微細なプランクトンを除いた水だから、それらを餌にする稚魚等の飼育が難しいとも聞くけど・・
水はきれいな方が気持ち良いし、テレビに出てくるような自然の楽園は透明度の高い水だよな・・・
というところで、今回は打ち切りです。。
(もっと勉強して、出直しです。。。)
ちなみに、先の水の歴史資料館では、使い古しのマンホール蓋の抽選販売が行われておりました。
何でも、マンホールのふたの人気はスゴイそうです。
こんなのも、もらいました。「ありがとうございました」
以上、新年最初から、わけわかんないブロぐをご覧いただきまして・・"大変に"ありがとうございました。