カブトガニ
竹島水族館が5/25にオープン とのニュースを見て、昨年の3月に行った写真を見直してみました。
「ここはおすすめです! 」
と、閲覧者数名のこのブログでほざいても効果はありませんが・・(笑)
海の生物にコダワリ気味? の私にもドストライクな水族館です!!
おすすめ理由は、展示されているものの一つ一つの細部に魂を感じることです。
なにより、館長の小林龍二氏が熱い! (本を読んだことと講演を聞きに行ったくらいですが・・)
入館料、大人500円・年パス1250円(税込)
昨年11月の講演では、定員450人満員で、官僚が来ていたエネルギー関係の講演よりも遥かに心に響く話でした。
170もある日本の水族館の中で広さでは下から4番目。(近隣で大きな)名古屋港水族館の実に40分の1。
名古屋港水族館のメインプールに竹島水族館の全部の水槽の水を入れても、底が埋まらないのだとか・・・
(名古屋港水族館のメインプールです。)
(ちなみに名古屋港水族館には、メインプールの他にも、シャチ2頭がジャンプできるようなプールなどがいくつもあります。)
漁師さんからもらった売り物にならない大き過ぎるタカアシガニとの交換で、三重県の水族館から大量に得たウツボをまとめて展示したら、気持ち悪さが人気になったとか・・
(これだけの種類のウツボはスゴイです!!)
予算が無いので、カサゴを釣って来て展示。ブロックに来館者の名前を書いた・・
という伝説の展示から、
癒し系もいたり・・
水槽よりも、解説の方が大きかったり・・
綺麗な絵よりも、へたくそが一生懸命書いた方が見てもらえるとか・・
お土産も個性的で・・
(営業自粛で賞味期限が迫ったお土産の販売をフェイスブックで告知したところ、すぐに完売するほどです)
世界中の水族館が熱望する「世界一大きいカニ」に気軽に触れるコーナーがあったり・・
更に、ナヌカザメや・・
イガグリガニ・・
噛みつくグソクムシにも触れる。(噛まれた知人曰く、痛いそうです)
(危険に満ちた・・)実に面白い施設です。
先の小林館長の講演でも・・
「一番飼育が難しいのは、飼育員。」
「人が生き生きとしなければ変わらない。」
「失敗しようが、全てを任せて、本人が魂を込めて対峙できる環境を用意する。」
と、おっしゃっておりました。
正直、古い・汚い・狭い施設ですが、「ここまでできるのか」と魂を揺さぶられました。
広告費ゼロのPRのベースは、「人は、良い思いは、他人に伝えたくなる。」だそうです。
いつの日か、たった100円のバックヤードツアーに参加してみたいと思ってます。
以上です。
「本日もご覧いただき、ありがとうございました。」