どうも昨日のゴカイに似ている編は混迷が深くて・・未だに引きずって、ネットをダラダラと見ておりますので、本日はサクッと、クラゲをひっくり返した奴ことイソギンチャクです。
前回まではこのポツンと干潟ではタテジマイソギンチャクしか見つけられておりませんでしたが・・今回はこのチギレイソギンチャクが大量に増えていました。
ナカナカ写真写りが良い奴らだと思います。
千切れて増えるので、群生のようになるといわれます。
種類は違いますが、葛西臨海水族園でも「1つが3つに!? フォールスプラムアネモネが分裂2014/10/17」との過去記事があります。
サイズの違う奴らや・・
どぉーんと触手を開いている奴など・・・
口のアップ・・
触手もアップ・・
で、千切れる時は、どうも、体をズゥーンと伸ばしてから、プツンと行くみたいで・・
伸ばしているアップ・・
おっ、既に付着していない・・? (千切れたキノコみたい)
プツンと・・・
(もう少しみたいでした。。こうして見ると、正にクラゲ・・・)
ちなみにイソギンチャクの解説は、ゴカイ同様、千葉県立中央博物館分館 海の博物館がHPに公開している
海の生きもの観察ノート6『イソギンチャクを観察しよう』がおすすめです。
この海の博物館の刊行物はとても役に立ちます。
分裂しそうなあたりのドアップ・・・
プツンと行く瞬間は見られませんでしたが・・
少し切れかかっているようにも・・・??
ちなみにマガキの養殖では、このチギレイソギンチャクを先に付着させるとフジツボの付着が減り、マガキの成長が早かったとの研究報告がありました。
「3. マガキ養殖におけるフジツボ付着防止について:チギレイソギンチャクの人為的な先行付着による効果」
○サトイト シリル グレン(長大院水環)、寺尾詫馬(長大水)、Hebert Ely Vasquez・橋本京太郎(長大院水環)、大橋智志(長崎水試)、北村 等(長大院水環)
以上、本日もご覧いただきありがとうございました。