流れのままに。

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2008-07-07 16:30:23 | Weblog
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昨日は夜中にF1見てました。

のレースだったんだけど、雨もハプニング続出で面白いわ

やってる方は大変だろうけどね。

おかげで日本人が入賞できたし


僕は過去二回鈴鹿に見に行ってるんだけど、何と二回ともでした

実際現場でだと、けっこう凹む

何たってスピード感が全然違うからね。


去年富士で開催されたF1は土砂降りで酷いものだったけど、今年はどうだろうな?

「鈴鹿から強引に奪った報いだ」なんて言われたけどね。

僕も同感でした。

やっぱりファンにとって聖地は鈴鹿なんだよね。

来年は鈴鹿だから今から楽しみにしてます


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昨日で地域医療の特集をやってました。

小児科と産婦人科を軸に、主に地域医療再生に取り組んでる二つの地方病院を取り上げていた。

医者不足の実態をただ語る番組ではなく、再生するにはどうすればいいのか?という一つの道筋を示していた。

つまりこの番組で取り上げたのは、取り組みが上手く機能し始めている病院・地域だった。


(1)来るのを待つのではなく、自前で医師を育てる。

(2)一病院単位ではなく地域の医療機関(薬局も含めて)全体で医療体制を連携して整備する。

(3)患者として何が協力できるのかを考え、実践していく。


大きく挙げるとこの三つが取り組みの柱になっていた。

(1)に関して僕は以前から「地方はなぜ自前で医師を育てようとしないで、大学の割り当てをただ待っているんだろう?」という疑問を持っていた。

その結果が新研修医制度による大学病院の医師出し渋り・引き揚げによる深刻な医師不足という地方医療の医師不況だよね

まるでバブル後の銀行による強引な貸しはがしに似ているなぁ

大体大学病院なんてところは”病気”は見ていても”患者”は見ていないからね

患者と密接に関わっている地方医療がそんなところに頼り切っていた事自体、僕には驚き

この番組で取り上げた一つの病院は、自前で医師を育てようとする取り組みを積極的に行っていた。

もちろん医大から立ち上げるのは難しいので、大学を出た研修医を育てていく事になるけど、この取り組みは見習うべき。

自分に医師としてのイロハを教えてくれた人は恩師になり、育ててくれた土地は故郷になるもの。

とすればそこに根付く確率は高くなっていくよね。

「そもそも地方都市に研修に来てくれようという医師がいない」

なんて言ってるようじゃ、何も解決しないでしょ

誰もが医師として名を挙げようとか、派手な生活をしたいとか思っている訳ではないよ。

むしろそれはごく一部だろうと僕は思う。

医師だって働き易く暮らしやすいのが一番に決まっているよね。

現在医師が地方都市を敬遠しているのは、過酷な労働になるのが予想できるからでしょ。

そこを変えていくには充実した研修制度を確立し、一人でも多くの医師を育てていく事でしか解決できないと思う。

折角研修医が自分の意思で研修場所を選択できる制度になったのだから、それを利用しない手は無いよね。

つまり医師不足を招く要因になった制度を逆手に取る訳ね。

それには地域全体の協力が不可欠だけど、むしろ人口の少ない小都市の方が取り組み易いのは言うまでも無い。



僕が一番感心したのは(3)の患者側の協力ね。

この番組では小さい子供を持つ母親達の取り組みだったんだけど、まず”何でもかんでも病院”という意識を改めようとしていた。

『熱が出た』『咳をしている』『泣き止まない』『吐いた』等々、子供というのは体調が変わりやすいものだけど、その都度病院へ来られたんじゃそりゃ医者だって倒れてしまう。

特に体調が変わりやすいのは夜中だしね。

ただでさえ医師の数が少ないのに、夜中まで患者がひっきりなしじゃ寝る間もなくなってしまうでしょ。

それをなるべく止めようとしているわけね。

もちろん子供の体調変化は不安だろうし、心配だろうけど、医師と協力して冊子を作成して、症状別に対応策を示した。

すぐに収まってしまうものから緊急を要するものまで、症状別に丁寧にフローチャートにして読みやすく判り易いものになっていました。

それによって軽い症状で夜中に飛び込んでくる患者は激減したらしい

すると当然医師も時間に余裕が出来てくるし、過酷な労働にも歯止めが掛かる。

    ↓
     
さらにその評判を知って医師が集まってくる。

    ↓

もっと医師は楽になる。


つまりはこういう好循環が生まれるわけね

ここで紹介されていた病院では小児科の医師が増加していました。

現在では稀なケースらしい。

これを患者側発信でやろうとしたことが素晴らしい


今小児科医や産婦人科医が減っているのは、過酷な労働環境もあるけれど、桁違いに多い医療訴訟やクレームにある。

つまりは患者側も意識を変えていかないと、医師不足の解決にはならないってことね。

勿論明らかな医療ミスを見逃す必要はないけど、理不尽に医者を責め立てることに理は無いと僕は思う。

結局そのツケは患者が払う事になるんだもの。



なかなか考えさせられる番組でした。


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