流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

涼しい日。

2008-07-17 17:39:43 | Weblog
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今日はかなり涼しい日になってます。

20度いくかどうかって感じ。

外は半袖だと肌寒いくらい。

曇ってるしね。

今月に入ってから、どうも晴れる日が少ない。

暑いよりは全然いいけどさ、せめて晴れてくれないと、なかなか写真を撮りに行こうって気にならないわ。

まぁ、晴れてるばかりが風景じゃないけどね。

霧は出やすい状況にあるから、そういう写真を撮るにはチャンスだな。



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俳優の峰岸徹さんが肺ガンらしい。

腰に持病を持ってて、その検査課程で見つかったらしいから、変な話しだけどラッキーだったと思う。

それがなければ、まだまだ見つかるのは先の話だったんだから。

多分症状も出てなかったんだろうから、初期の可能性は高いと思う。


彼は60代でトライアスロンをするほどの体力を持っているので、手術や治療にも耐えられるはず。

復帰も早いんじゃないかな?

ただガン細胞って体力がある人ほど進行も早いから、その辺が心配ではあるけど。

結局健康な細胞とガン細胞って90%以上は同じ細胞らしいのね。

残りの数%が悪性かどうかって話しらしい。

ということは、細胞の働きが活発なほど増殖もしやすいので、進行も早くなってしまうんだね。

だから若い人の方が進行は早い。

回復するスピードも早いけど。

若い人にガンが少ないのは、免疫力が高いから。

基本的にガン細胞ってのは転移していても、人の免疫機能でほとんどが死滅するらしいんだけど、一つでも残っていれば再発しちゃうからなぁ

だから再発するかどうかは、医者でも分からないんだよね。

僕が飲んでる抗ガン剤にしても、効いてるかどうか判らない。

毎月高い薬代払ってるのに。


分かるのは再発したときか、再発しないまま死ぬときだけ。

真っ暗闇の中でエイリアンと闘ってるようなものだな。

どこにいるか分からないのに銃を乱射してるみたいな状態。

当たればラッキーって話し。



まぁ僕のことはともかく、峰岸さんには早く元気に復帰してくれることを願っています。

悪役もこなせる渋い俳優さんだからね。

俳優さんといえば藤田まことさんもガンと闘ってるんだよなぁ。

僕は彼の『剣客商売』って時代劇のファンなので、何とか復帰して欲しい

切に願ってます。



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悩むよりも・・・・・

2008-07-17 01:00:08 | Weblog
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ガンになったりすると多分多くの人は告知の段階でかなり凹むと思う

そりゃそうだよね、いきなり概念として感じていた『死』が、圧倒的な現実感を纏って目の前に現れるんだから

まず思うのは「死にたくない」だと思う。

暫くはそれ以外考えられないはず。

で、どうにかしたいんだけど、どうすればいいのか分からない

自分じゃどうしようもない事だから。

医者任せになってしまうんだけど、その治療が正しいのかどうかも分からない

でも従うしか手がない。

そういうジレンマと不安が「怖い」という感情になって押し寄せてくるんだな。

そしてどんどん不安になって、夜も眠れなくなって、食欲が無くなって、終いには元気な家族や友人が恨めしくなってくる→当たるっていう悪循環になっていく訳ね。

抗ガン剤の副作用に苦しんでたら余計だよね。



でもね、それじゃダメ

ガンになったらまず「じゃあ、この先どうするか?」を考える。

はっきり言って「怖い」だの「死にたくない」だの言ってる暇は無いです。

僕は「胃ガンです」って言われてすぐに「手術できますか?」と訊きました。

つまり治療する余地があるのかどうかを知りたかった。

手術していくらか生きる時間が延ばせるのか?、それともすでに末期で余命少ないのか?それによって今後する事も変わってくるでしょ

余命少ないなら動けるうちにしたい事を一つだけ決めて、それをしてから死にたいもの。


手術してもよほどの初期で無い限り”とりあえず”寿命が延びただけだから、再発する前に出来るだけのことはしておかないとならない。

僕の場合は特に見つかった時点で『ステージⅢa』だったからね。

しかもリンパ節転移もあれば筋肉組織を突き破ってもいたから、どこにガン細胞が飛んでるのか分からない状態

五年生存率も50%(10年以上前のデータらしいけど)だから、再発しない方がおかしい位だと思ってる。

現時点で一番効果のあるという抗ガン剤(TS-1)は副作用が酷くて服用できないし。

そんな状態でうだうだ悩んでたら、何もしないまま死ぬことになる。

どうせ悩むなら「何をするか?」で悩んだ方がいい。


もし今まで時間が無くて出来なかった夢があるなら、千載一遇のチャンスです。

時間はたっぷりと訪れます。

そのチャンスを逃す手はないもの。


家族や友人の言動や態度にしても、いちいち敏感に反応しないこと

あのね、はっきり言って”死に直面していない人は、死に神と肩を組んでる人のことは理解できない”です。

ある程度想像はできてもね。

だからちょっとした言葉やニュアンスにいちいち反応しても、ストレスが溜まるだけです。

相手は元気なんだから、時にはきつい事を言われたりもします。

意識的か無意識かは別にしてね。

相手の優しさだけ有り難く頂いておきましょう

感情的になっても得るものはありません。


結局闘っているのは自分です

家族や友人、医者・看護師さんはその闘いを補助してくれるだけです。

病人だからと甘えてると、そのうち疎ましがられかねません。

要するに「自分をしっかり持て」ということね。

病気と闘いながらどう生きるか?を決めるのは誰でもなく、自分自身です。

周囲の援助を断る必要はないけれど、過度な期待はしない方がいいと、僕は思うな。


ただね、病気で苦しんでいるのは貴方だけじゃないです

同じ病気で苦しんでる人もいれば、もっと重い病気で苦しんでる人も沢山います。

自分で抱えきれなくなったら、話しを聞いて貰いましょう。

きっと貴方の話を聞き、苦しみを理解してくれるはずです。

その代り一方的に自分の感情をぶつけるのはルール違反です

相手だって苦しんでいます。闘っているのです。

相手の話も聞いてあげましょう。

何かを送って、何かが返ってくる。

それで初めて人はつながるんです。


ということで、今回は経験者として、ちょっと真面目に語ってしまいました

では、そろそろ寝ます



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