流れのままに。

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長崎原爆の日。

2011-08-09 16:20:14 | Weblog

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今年も原爆の日がやってきた。

先日の広島に続き、今日は[長崎原爆の日]だね。

66回目。

「まだ」なのか「もう」なのかは、人それぞれだろうな。


それでも原爆の後遺症で苦しんでる人が多くいるのを考えると

僕は「まだ」66年なんだと思うね。

当事者がいるうちは過去じゃないからね。

唯一の被爆国としても、過去にしてはいけないと思うし。


今年は特に原発事故が起こったことで、より意味のあるものになった。

考えてみると、被爆国が世界有数の原発推進国ってのは、違和感があるものね。

資源が少ないだけにこういう選択をしなければならなかったんだけど

技術大国を標榜するなら、今後は別な選択をするべきだろうね。


今年は初めてアメリカの代表者も参列したって事で

ようやくアメリカも自分の非を認めたってことだろうな。

「戦争を終結させるために必要だった」って主張が

何十万人もの人々を一瞬で殺し、多くの被爆者を作って良い事には成らないものね。


僕は世界で唯一核爆弾を使用した事を、恥じていないってのが信じられない。

これは人類の歴史上、最も恥ずべき行為の一つだと思うな。

自身の行為を正当化するのがアメリカのやり方だけど

歴史に消えない汚点を残したことを、もっと認識すべきだろうね。


オバマ大統領がノーベル平和賞まで貰って提唱した「核削減」は進んでないし

結局北朝鮮までが持つに至っては、核廃絶なんてのは無理と言っていい。

少なくとも今世紀中には不可能だろうね。

もしあるとすれば、核に替る大量破壊兵器が開発された時だね。


ただそうなると、使わないって選択肢は無くなるかも知れない。

核兵器が使われないのは、直接的な威力の大きさもそうだけど

それよりもその後の放射能汚染が怖いからだもの。

それが無くなれば、使用するかも知れないね。


とにかく[原爆の日]ってのは、核だけじゃなくて

戦争の愚かさを再認識する日でもあるんだから

本来は日本だけじゃなくて、世界中で祈りを捧げるべきなんだな。

僕はそう思う。












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