危うい日本の外交政策
後手に回る国際戦略
団結を忘れた個人主義の悲劇
バージニア州には、2割の産業が、日本の企業である。そのバージニア州で、日本海を東海とする議案が、5対4で可決、慰安婦問題で後手後手に回っている日本の国際戦略が実力を発揮できないのか、それとも戦略機構の資金が枯渇しているのか、用意されていないのか、人材不足が顕著になッて厳しい。日本海を東海に呼称変える動きは、韓国の主意であり、韓国の国を挙げての対日本への攻撃作為のプロパガンダで、世界が韓国の言い分が、整然として正しいと思いつつある。その5対4の採決は、何が決めてであったか、詳述すると、無情に怒りが先に立つ思いだ。現地のデモや州議会への働きかけは、韓国人が団結をして、陳情に携わった結果であったと、現地ニュース筋は伝えているからだ。日本人は、団結して、デモや陳情に出向くわけでもなく、異議行動を起こさなかったので、韓国人のいうことが、正しいから、反対行動がなかったのだ、と決めつけている。弁護士に任せた他力本願では、大事な壁は破れない。
つまり、事なかれ主義で平和ボケの人種になった日本人は、世界では、忘れられていく運命にある。重大な事実の主張性を源とするヨーロッパに疎んじられる過程に入り込んでいる。ニュージャーシ州でも、同じ、日本海を東海にする議案が可決されかねない状態である。東日本、東北大震災で、日本は一つに団結したかと思われたが、オリンピックに手を挙げ、2020年の招致に成功したために、大震災の復興を極端に忘れてしまっている。まず、国家は、復興を早く、それも迅速に成功させ、日本の力を海外に見せるべき絶好の機会である。オリンピックのために、世界の貧しい子供たちが、少ない小金を出し合って送ってきたわけではなかろう。それは、被災者と復興を願って、義捐金が届いた善意を忘れてはならない。
国際戦略は、浮かれていては、後退するだけである。素早く、資金も出して、ロビー活動も盛んにして応援しなければ、戦略の道筋が見えない。なぜ、日本が、政治、経済、社会で世界的スピードに遅れたか、鋭角な分析と総括をしてこそ、未来が見えてくる。デフレ経済20年は、日本に沈滞と疲労を植え付け、正確な世界の動きを探知するアンテナが壊れているのに気づいていなかった。失われた20年は、何をしてきたのか。まさか、日本が、日本人が、中国にたいして、中国発展のために、経済を含めて、応援してきたではないかと強がるかもしれないが、中国側から見れば、われわれを安くこき使って、利益をむさぼりやがって、としか思ッていない現実。韓国でもそうだ。同じ見解だろう。故に、国際戦略を見直して、すばやく、官民をとわず、外交政策の推進を諫言するのだ。
ことなかれ主義外交は、平和外交ではない。屈辱外交である。間違ったことには、論破する勇気が必要だ。行動が必要だ。日本人も、心をひとつにする時に来たのではないか。論破を主としたり,日の丸を掲げる者を、なぜ、反社会や右翼と決めつけるのであろうか。どこか、狂っている日本のグローバルスタンダードである。バージニア州で、日本海を東海としなようにと頼まれたのは、アメリカの弁護士で、弁護士費用は、756万円であった。たったの小金で、議会へのロビー活動が、成功するとは、思えない。
心が人を動かす、当然である。韓国はそうしたのだ。日本人は、それでいいのか。すでに、精神的に敗北を帰してはいないか。なにが、国家の危機管理だ。!!!!
全国消費者国民運動連絡協議会
日本時事新聞社
ど―――――なっているのだ!!!!