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石川遼とUSツアー 73  進撃 9 修羅場と高揚 16

2014-02-14 | 危うい日本のゴルフの世界

ノーザントラストオープン 、リヴィエラ 2014

 

     

Jimmy                 Ryo                    hideki

好調が続くJimmy Walker、ライダーカップの米国代表選手として、キャプテン、トム。ワトソンが迎える今、もっとも旬な選手である。

 遼と英樹の表舞台である。将来,打ち負かさねばならない相手がそこにいる。Jordan Spieth  やWebb Simpson ,Keegan Bradley . などの選手も上位に踏ん張っている。

英樹は、ワンアンダーで32位、遼は、119位、4オーヴァ―、特有のキクユー芝に途惑い、パットもうまく読めない。カップに30センチ寄せても、安心できないのが、リヴィエラの特徴である。でも、明日は、英樹も69、いける。遼は、67を出してもらいたい。USツアーの上位は、4X4=16を目標にしているから、初日は、4アンダーを目指して、競い合っている。

上位に入るためには、2日目も4アンダーが必要である。Dustin Johnsonがトップで5アンダー、飛ばし屋が有利とも言えるが、アヴェレージ、290ヤードはほしい。絶好調のJimmyは、68.28がラウンドの平均であるから、4x4=16の理想的なプレヤーである。番手、あれが悪い、これが悪いというより、全方位型で、総体的になにが、かけているのか、しっかり判断をしたものが、マネジメントがうまいと評価され、優勝戦線の常時残れるのである。分析と決断が、要求されるので、直観的人種は、ときどき過ちを犯す。直観的人種とは、動物的感覚が鋭敏で、分析に劣る傾向があり、30センチのパットを外すと、その3パットで、その後が、全部、狂ってくるスコアとなる。プロゴルファーは、リズムがなくなった、自分のゾーンが消えた、女神が逃げた、などと短絡的に片づけてしまう傾向がある。

遼は、その辺はよく理解して、進撃しているので、トータル的にいいスコアを出すことができる。ただし、このところ、初日が、結構、ゴルフスコアになっていないのは、理解できない。もっと、キャデイを信じ、二人で分析して行く器量が必要だし、一人相撲を極力避ける性質を磨くべきといっておきたい。英樹は、階段を登っているのだから、下り階段を見る必要はない。登りきったところに、英樹の旬が待っている。マスターズも出場決定だか、用意万端、しっかりアプローチを決めてもらいたい。茂樹が付いていたのだから、茂樹のアドヴァイスを慎重に懐にしまって、準備に懸かってもらいたい。

あと三日、少なくとも12アンダーには集中し、死守して進撃してファンを喜ばせてほしい。遼は、まず、予選をクリアして行こう。もう少しで、実力でマスターズ招待となる。今、72位くらいだろうから、そんなに開きは、ないはずだ。今、なにが、不足しているのか、わからないが、まず、ドライバーショットをフェアウエイに置く技術を磨け、アイアンの切れは、USツアーでも、いいところまで来ているはずだ。後は、自信だ。

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