ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄 3

2014-02-24 | 日本時事新聞社

 『英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社)

元ニューヨークタイムズ東京支社長 ヘンリー・S・ストークス著

 

日本時事新聞社 デスク 

古賀 剛大 様

 

 昨年12月に刊行された本書は、大きな反響を呼んでおり、すでに5万部を突破しているという。今日のAmazonの書籍ランキングでは、11位である。この種のもので、全書籍の中でこういうランクにでてくるのはかなり珍しいことである。以下本書について紹介させていただくことにしたい。

 

 「来日当初は東京裁判が裁いた「日本=戦争犯罪国家論」「南京大虐殺」についても事実であると単純に信じていて、何ら疑っていなかった。だが、日本に滞在する間に、連合国からの視点でもなく、日本からの視点でもない第三者的視点で、二十世紀の日本とアジアの歴史を俯瞰したとき、そうした見方が大きな誤りであることに気付いた。」

 1964年フィナンシャル・タイムス東京支社長として赴任して以来滞日五十年を超えるストークス氏はもともと経済記者であるがニュー・ヨークタイムズ東京支社長を務めるなどスケールの大きい活動をしてきた。スカルノ、金大中、金日成、シアヌークにも直接インタビューをしており、そのエビソードが語られている

 おそらく、欧米の一流記者で日本悪者史観を根底から批判する論に到達し、それを本にしたのはストークス氏が初めてであろう。では彼はなぜこのような考えに至ったのだろうか?

 冒頭の引用文に続いて、「三島由紀夫氏と親交を得たことが大きかった」と述べているように三島の影響が決定的な役割をはたしていることは間違いなかろう。

 しかし、来日以来ずっと親密な関係を結んでいた加瀬英明氏(本書のあとがきを書いている)の影響が見逃せない。日本の文化、歴史に関する膨大な知識なくして、ストークス氏の現在の歴史観はとても形成することができないだろう。その知識・見解の多くを加瀬英明氏に負っているとふたりの近くにいる筆者はみている。

 さらに、南京虐殺、慰安婦などの問題に関しては「史実を世界に発信する会」の私の英訳された論文の影響もかなりあることを文中で触れている。

 そして、ストークス氏がユダヤ人や日本人と波長が合うのはクエーカーだからだろうと述べているのも興味深い。形式や教義がなく、神道と通ずるところがあるという。

それもあるだろうが、根本的には氏の人間的な資質として公平性を重んずる考え方こそが最大要因ではないかと考える。日本人全員の必読書である。

 

               「史実を世界に発信する会」事務局長 茂木 弘道 

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史実を世界に発信する会

日本人も黙している場合ではない。沈黙は、美徳ではないのだ。

 

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石川遼とUSツアー 76  進撃 12 修羅場と高揚 19

2014-02-24 | 日記

皇帝の余韻

スポーツの尊厳

WGC-Accenture Match Play   ジェイソンデイ  初王者となるか!

皇帝をもう一度、観たいと願っていた。ロマノフ朝の最後の舞踏会にも似た皇帝の舞いだ。それは、2006年に燦然と輝いたフィギャ―でどこまでも攻めていく男のロマンを遺憾なく氷上に刻むプロシエンコの姿である。

残念ながら、ひとり舞台では、かなわなかったが、団体でロシアに勝ちをもたらした英雄である。それは、男性的力強さと決してくじけない魂の発露が、わずかの時空の中で、観衆を虜にしてしまう魔法だ。記者は、ゴルフ専門で、フィギャ―のことは、素人で論評は、控えたいが、ゴルフのタイガーを10年間追って、どうしても、見なければと執心を起こさせる魔法にそっくりである。金メダルの羽生が、あこがれていた第一者である。

そのプロシエンコが、Twitterで、いみじくも、こういった。{ 真央、君は、最高のファイターである。自分は、君を尊敬している}と。そのTwitterを知ったときに、真央のパーフォーマンスに瞼の裏が,焼けつくほど、涙した自分が、皇帝の言葉に、いやされ、ソチのオリンピックに最敬礼をした。改めて、皇帝に、感謝の気持ちを伝えたい。

スポーツの真髄は、背中に背負う国旗や国の威厳などを超越する。国は、メダルで一喜一憂しているにしても、そのメダルに向かって、人間の尊厳を賭けての闘いが存在することによって、人間の歴史を証明しようとしているのである。したがって、スポーツは、不滅なのだ。

記者は、華やか桜より、凍てつく寒さを乗り越え、霜枯れた木々に、夢を開く梅の花が好きだ。冬、来たりなば、春、遠からじ、冬が、秋に還ることはない、のご金言、まさに、スポーツの真髄を自分の領域にいれるには、傍から、観ていては、想像もつかに死ぬほどの試練であろう。オリンピックは、人間と自然の賛歌である。だから、慎重に,丁寧に事を進めなければならない。まずは、日本人が行うべきは、東日本大震災の復興への意欲と決心を忘れないとだ。その自信が、そう遠くない東京オリンピックを成功さえる原動力となるのは、間違いない。

今、WGC-Accenture Match Play 選手権、たけなわである。誰が、誰が優勝しても初の制覇となる。逆転、逆転で、飛ばし屋、ウッドランドを4ダウンから、英樹を17番で追いつき、18番でうっちゃり、優勝候補のメイハンさえ、逆転した全米オープンの覇者、G-Machは、こともあろうに、フランスの新鋭、 Bubbaをあっさり、片づけた、未知数の
ヴィクトールデビュソンに18番で破れた。リッキーファーラーは、巧者、ジムフューリックの勝ち、若獅子、スピースに、エルスは、隙を与えず、前進、ジェイソンデイは、ルイスウーストフイゼンを難なく撃破した。それにしても、フランスに頼もしい、全天候型、ステデイなゴルファー、V.デビュソンが彗星のごとく、フィールドに現れた。結果は、きょうにも、決勝へ臨む選手が、残る。メジャーに一番近い男、ジェイソンデイの進撃は、優勝へ走るか。

英樹と遼は、ホンダクラッシクに参戦、パームビ―チで、眼の色を変えて戦う。遼には、試練が待ち受けて厳しいが、マスターズへ最後のチャンスと心得、慎重にしかも、果敢に攻めて、実力を発揮してもらいたい。

さあー、仕事をしよう。

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呑んでごらん!風邪惹かないよ!!!健康第一、

 

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